8月13日(日) 新潟競馬場 11R 関谷記念 芝1600m

今週の日曜日は新潟競馬場にてサマーマイル第2戦の関谷記念が開催されます。
まず第1戦となった中京記念はウインガニオンがスタートから飛び出し2番手で快走。グランシルク、ブラックムーンといった強敵を制して三連勝で中京記念を勝ち切ったレースでした。そのウインガニオンは、もちろん第2戦の関谷記念に出走予定です。中京記念が7月23日だったことで、あとはこのローテーションに対応できるかも見ものです。そして昨年の関谷記念を制した馬といえばヤングマンパワー。そのヤングマンパワーもディフェンディングチャンピオンとして出走予定。こちらは6月4日の安田記念以来となるので休養バッチリといったところでしょうか。
今年も夏のマイルを担う強馬たちがひしめく関谷記念がたのしみです。どんなレースとなるのでしょうか?
以下が出走予定馬です。

ウインガニオン
ウキヨノカゼ
オールザゴー
クラリティスカイ
ショウナンバッハ
ダノンプラチナ
ダノンリバティ
トーセンデューク
ブラックムーン
マイネルハニー
マルターズアポジー
ムーンエクスプレス
メートルダール
ヤングマンパワー
レッドレイヴン
ロードクエスト
ロサギガンティア

以上、16頭が出走予定です。

三連勝で挑む関谷記念制覇!?ウインガニオン

今年の夏はウインガニオンの夏となるのでしょうか。
今年に入って4戦3勝のウインガニオンは、夏のマイルシリーズ第1戦となった中京記念を制しました。この関谷記念、そして続く京成杯オータムハンディキャップも制して三冠なるか?といったところですね。今回の出走メンバーを見ても、ウインガニオンに期待が集まりそうなメンバーかなと思います。
しかし中京記念の場合は圧倒的な逃げ馬がいなかったことからウインガニオンのペースだったといってもよく、コーナーをうまく使って直線で伸ばしてきた感じでしたが、今回の懸念材料は、その逃げ馬が多いところです。特にマルターズアポジーはウインガニオンにとって脅威とも言える相手で、単独でドンドン飛ばしていってしまう存在だけに、マルターズアポジーのペースに合わせてしまうと後半差し馬に差されてしまうのが関の山かな?と予想できます。そしてウインガニオンは逃げ馬ではあるものの、スタートに関してはそこまで上手ではない方だけに、マイネルハニーなんかも厄介な相手となりそうです。ハナを主張しすぎてしまうと、先日の小倉記念のバンドワゴンの二の舞となる可能性も十分に考えられます。能力的には問題ないですが、鞍上の津村騎手がどのような策で出るかも見ものです。
いずれにせよ内枠が欲しいところであるのと、その他、逃げ馬の枠組みなども考慮した上でウインガニオンと向き合う必要がありそうなレース内容となりそうです。ステイゴールド産駒の意地を見せつけて欲しいものです。

鍵はやはりこの馬か!?マルターズアポジー

今年の1戦目となった小倉大賞典では、この関谷記念でも出走するマイネルハニーを置き去りにして大圧勝といったレース。今年のマルターズアポジーは一味違うぞと思わせた瞬間でしたが、翌大阪杯では惨敗。しかし、このレースに出走した逃げ馬たちはことごとく惨敗したということで、キタサンブラックを意識し過ぎた結果だったのかな?と思いました。ただ前走の七夕賞もやはり失走と、ここ最近のレースを見る限りどうなんだろう?といったところです。
しかし、やはり全出走馬のペースを乱している存在であるのは確かで、マルターズアポジーに付いてくる逃げ馬はことごとく惨敗する傾向にあるため、サマーマイル連覇を狙うウインガニオンのペースを乱す可能性も大。そして逆にマルターズアポジーについていかないと、完全にマルターズアポジーのペースとなる可能性もあることから枠順次第では十分に可能性があるのもマルターズアポジーなのかなとも思っています。やはりウインガニオンと同じ内枠が好ましく、そうなるとメートルダール、ヤングマンパワー、この辺の差し馬が対抗になってくるのかなとも思っています。

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