ノンコの末脚が炸裂!今年のフェブラリーステークス
ノンコノユメ復活。噛み合えばやはりとんでもない末脚でした。
先週の日曜日に東京競馬場にて開催された今年初のG1レースでもあるフェブラリーステークスは、せん馬になってから調子が上がらず喘いでいた内田博幸騎手騎乗の4番人気ノンコノユメが後方追走から直線で大外から一気に末脚伸ばしまとめて差し切ってに優勝。久々にみたノンコノユメその脚は、いよいよ復調しきっ感じで鮮やかなものでした。2015年のジャパンダートダービー以来となるG1レースでの勝利を飾ったノンコノユメでした。2着にはムーア騎手騎乗の1番人気ゴールドドリームが、3着には三浦皇成騎手騎乗の6番人気インカンテーションが入ったレースでした。
レース内容
スタートは流石にG1に出走するほどのレベルといった感じで、全頭がほぼ同時に飛び出した感じでした。そこから最内枠の二頭のニシケンモノノフとケイティブレイブが二の足よく飛び抜け、その後ろ1馬身差でノボバカラ。外からは2番人気のテイエムジンソクが続き、後ろにはララベル。中団にはベストウォーリア、インカンテーション、ロンドンタウンが続き、後方集団にはサンライズノヴァが先行せずに控えている状態。まあ、この時点でサンライズノヴァの優勝はないのかなといったところで、さすがは戸崎騎手といったところで、控えて突き抜けるといった構想は昨年のベストウォーリアと同じ先戦に出ていたのかなと。正直、サンライズノヴァとはタイプが違い、サンライズノヴァは先行しないとこのメンツで考えた場合、優勝はないと思っていたため、この時点でサンライズノヴァの優勝戦線は既に離脱していたと言えるのかなと。話は戻り、そのサンライズノヴァの後ろにはアウォーディーとメイショウスミトモが続き、レッツゴードンキやゴールドドリーム、サウンドトゥルー、ノンコノユメといった末脚軍団がしっかりと後方集団を成形。そして最後方に先週の京都記念では見事にクリンチャーを勝たせた藤岡佑介騎手騎乗のキングズガードが追走といった番手で展開されました。前半800mは45秒8とかなりハイペース。先頭集団と中団、後方集団と隊列はほぼ同じ状態で展開され、レースが動き始めたのが最終コーナー。ゴールドドリームが大外から中団まで押し上げたのを合図に、各馬が徐々に進出して直線へ。残り400m付近で先頭がケイティブレイブに変わり、期待されていたテイエムジンソクはズルズル後退。替わって外からゴールドドリームが強襲し、インカンテーションもしぶとくのこり、更にはお外からノンコノユメがものすごい勢いで猛追。残り1Fでゴールドドリームが先頭に立つと、ノンコノユメが追いつき併せて激しい迫合い。最後方からキングズガードも猛追するも流石に届かず。ゴールドドリームとノンコノユメが競り、ゴール手前でグンっとノンコノユメが抜けてだところでゴール。インカンテーションも後続をなんとか振り切り3着といった内容でした。
ノンコノユメ
勝ったノンコノユメは去勢してから最近までは全く元気が無く、ようやっとここに来て思いが振り払えたのか、体のバランスがついて来たのか。どちらにせよ、久しぶりにノンコノユメらしい強烈な末脚を見ることができて大満足といったところです。テイエムジンソクはやはり東京ダートはきついかなと。テイエムジンソクだけではなく、やはり逃げから先行馬にとって、ハイペースとなった場合、最後の直線でどうしても失速してしまいがちな感じで、結局は末脚軍団が際立ったレース内容でした。やはりG1はレベルが高く面白い内容でした。
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神宮球場のライトスタンドと西武ドームの3塁側に出没する率が高めの、ホルモン(特にマルチョウ)大好き40歳です。週末は娘と散歩をするのが私にとってのストレス発散方法です。
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