岩瀬仁紀

現在、現役最年長選手といえばこの方、岩瀬仁紀選手です。

1998年のドラフトで、NTT東海を経て、中日ドラゴンズにドラフト2位で入団。
日本プロ野球における最多登板(954試合)および通算セーブ数記録(404セーブ)を保持する投手で、ルーキーイヤーの1999年から2013年まで15年連続で50試合以上登板を記録した中日ドラゴンズを代表するレジェンドです。
岩瀬選手の代名詞といえば、「死神の鎌」という異名を持つ鋭く曲がる絵スライダー。歴代の投手の中でも、1位2位を争うほどの切れ味で、現在までで、最優秀中継ぎ投手3回、最多セーブ5回のタイトルを獲得し、中日ドラゴンズの全盛期を支えたレジェンド投手です。
近年、左肘の故障などで、登板が少なくなってきて引退も脳裏に浮かんでいたが、昨シーズン、中継ぎ投手として、再度輝きを取り戻し、50試合に登板し、カムバック賞を受賞しました。
今シーズンからは投手コーチ兼任でシーズンを迎える岩瀬選手。43歳という現役最年長投手の活躍で、チームを牽引し、上位進出を狙って欲しいですね。

荒木雅博

投手のベテラン選手が岩瀬選手なら、野手のベテラン選手は荒木雅博選手ですね。
1995年のドラフトで、熊本工業高校を経て中日ドラゴンズに1位入団。このドラフトで、中日ドラゴンズは、クジを2回外し、外れ外れ1位として荒木選手を獲得しており、当時の評価は非常に低かったとのことでした。
しかし、その評価を覆すべく、しっかり練習をし、2001年のシーズンには自身初の規定打席に達すると、2004年のシーズン、落合博満氏が監督に就任の下、リードオフマンとして39盗塁、日本プロ野球記録となる9度の1試合4安打以上を記録し、守備でも井端弘和氏との二遊間コンビ「アライバコンビ」が落合監督から「井端との二遊間コンビは12球団一、二塁手単独ならメジャーの超トップクラス」と高く評され、自身初のタイトルとなるベストナイン・ゴールデングラブ賞を受賞する活躍を見せました。
そして、昨シーズン、史上48人目となる2000安打を達成し、名球会入りを果たしました。
今シーズンからは、内野守備走塁コーチを兼任し、22年目のシーズンに挑みます。

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