今シーズン、捕手のレギュラーは誰の手に?

昨シーズン、リーグ2連覇を達成し、黄金時代を築こうとしている広島カープ。
昨シーズンは石原選手、會澤選手がシーズン序盤に併用しマスクを被っていましたが、交流戦以降は會澤選手がレギュラーを掴み取り、自己最多の106試合に出場し、自身初のベストナインも獲得しました。今シーズンも會澤選手のレギュラーが有力視されていますが、ここに待ったをかける若手2選手がいます。ぜひこの機会に覚えていただけたら幸いです。

坂倉将吾

2016年のドラフトで日本大学第三高等学校を経てドラフト4位で入団。
この坂倉選手は、次世代のレギュラーとして君臨するのではないかと私は思っています。
野球の名門、日大三高時代は1年生の時から4番の座るほどの実力者。2年秋からは強肩を生かせる捕手として活躍していました。
ルーキーイヤーとなる昨シーズンは、ウエスタンリーグ2位となる打率,298を残し、9月23日のジャイアンツ戦でプロ初出場を果たしました。10月7日のファーム日本選手権では3ランホームランを放ち、大会MVPを獲得しました。高校時代、神宮球場のバックスクリーン直撃させるほどの長打力を持ち、キャッチング、リードでも投手の良さを引き出せる配球に定評がある坂倉選手。今シーズン、正捕手の會澤選手を脅かす選手となりそうです。

中村奨成

2017年のドラフトで広陵高等学校を経てドラフト1位で入団して来たルーキー。
高校時代は、名門広陵高等学校で、1年生の時からレギュラーに定着し、第99回全国高等学校野球選手権大会で、1985年に清原和博氏が保持していた大会ホームラン記録5本を更新する6本のホームランを放つと、塁打、打点の記録を更新、安打の記録に並ぶ活躍で、10年ぶり4度目の準優勝に貢献しました。高校通算では45の本塁打を記録しておりバッティングにも定評があります。
今シーズンは、育成のため、1軍での試合出場は少ないかもしれませんが、しっかり実績を積み上げ、成長していけば、會澤選手、坂倉選手を脅かす選手に成長すること間違いなしです。まだ18歳のフレッシュ選手。強肩、好打を生かし、次世代の正捕手に名乗りを上げてくれる選手になりそうです。

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