天皇杯王者・セレッソ大阪が、ゼロックススーパー杯を制す!!

2月末のJリーグ開幕を前に、ゼロックススーパーカップが行われ、昨シーズンのJリーグ王者・川崎フロンターレと元日に横浜Fマリノスを降して天皇杯を制したセレッソ大阪が対決しました。

2017年のルヴァンカップ決勝と同じ顔ぶれになった一戦は、セレッソ大阪が川崎フロンターレを3-2で降し、ゼロックススーパーカップを制しました。セレッソ大阪は、2018年になってから天皇杯に続き2つ目のタイトルとなり、いい形で開幕を迎えることになりそうですね。

杉本健勇がポストプレーから2アシスト!

試合は立ち上がりからボールを保持するのは川崎Fでしたが、しっかりした守備から効果的なカウンターを見せるC大阪がペースを掴みます。そして26分、C大阪はペナルティエリア内中央で杉本健勇がポストプレーでボールを落とすと、これに走りこんだ山口蛍がネットへ突き刺し、先制点をあげました。これに対し、反撃を試みる川崎でしたが、ゴールを割ることは出来ず、前半は1-0でC大阪リードで折り返します。

後半、川崎FはFC東京から復帰した大久保嘉人を投入し、攻撃陣に厚みを持たせましたが、スコアを動かしたのはC大阪。48分、杉本が空中戦で川崎DFに競り勝って、相手ゴール方向へ落とすと、これを拾った清武弘嗣がペナルティエリア内に持ち込み、GKとの1対1を冷静に決めて、点差を2点に広げました。

昨シーズン、Jリーグ最終節で得点王の座を川崎Fの小林悠に奪われた杉本健勇。直後に負傷し、この試合が復帰戦となったわけですが、自身の得点こそなかったものの、2つのアシストで存在感を見せてくれました。

タイトルのかかる試合で強いセレッソ大阪、ACLも期待!!

2点をリードされた川崎Fでしたが、直後の51分にPKを獲得し、これを昨季得点王の小林悠が決めて、1点を返します。これが爆発的な攻撃力を誇る川崎Fの流れにつながるかと思われましたが、78分、スルーパスに反応した新加入の高木俊幸がダイレクトでゴールに流し込み、再び2点のリードに広げました。終了間際には川崎Fの大久保が1点を返し、新加入の二人がゴールという形で結果を出し、新チームでの可能性を期待できるものになりましたね。

しかし、川崎の反撃はここまで、セレッソ大阪が3-2で勝利し、ゼロックススーパー杯を制しました。元日の天皇杯に続き、2018年二つ目のタイトル獲得となったセレッソ大阪は、昨シーズンのリーグ戦では3位に終わったものの、ルヴァンカップを制しています。タイトルのかかる試合で抜群の強さを見せているだけに、今シーズンも台風の目になるかもしれませんね。ACLでの戦いも見物です。

逆に川崎は攻撃的なパスサッカーを、高めに位置取りされたC大阪に抑えれられ、この試合では持ち味を活かすことができませんでしたね。13日には早速、ACLのグループステージが始まりますから、修正して臨んでほしいと思います。

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