豪華メンバーの京都記念!モズカッチャン・クロコスミア
エリザベス女王杯で好走したモズカッチャンとクロコスミアはどうでしょう?
今週の日曜日は京都競馬場にて京都記念が開催されます。
昨年からG1に昇格となった大阪杯の切符をかけての大一番といったところではありますが、前回は昨年のダービー馬・レイデオロと、昨年の皐月賞馬・アルアインについて書いてみました。ここ最近のダービー馬といえばマカヒキやドゥラメンテ、ワンアンドオンリーといったところで、その後のG1レースでは勝利がないところに注目してレイデオロを判断しなくてはならないのかなと。またアルアインの皐月賞馬にしてもディーマジェスティやドゥラメンテ、イスラボニータなど、早期引退したり、なかなか重賞レースでは勝ちきれなかったりといった感じで、ここ最近のクラシック馬の早熟というのが目につく感じです。
果たしてどんな結末が訪れるのか。ダービー馬の実力を誇示できるのか?もしくはスピードスターの皐月賞馬の実力見せつけてくれるのかというところが楽しみの1つですね。
さて、今回ですが、昨年のエリザベス女王杯の優勝馬・モズカッチャンと、2着クロコスミアについて書いてみたいと思います。
古馬になった今年こそ真価を問われる!?モズカッチャン
牝馬3冠は無冠で終わりながら古馬を相手に挑んだエリザベス女王杯で悲願のGIタイトルをゲットしたモズカッチャンが同じ京都の舞台の京都記念に出走予定となっています。
オークス2着、秋華賞3着と常に馬券には絡んできて、そしてエリザベス女王杯。とは言っても、ここまでのレースが三歳牝馬ということで、ヴィブロス、ミッキークイーン、クイーンズリングレベルの牝馬を相手にしてどこまでやれるか?と問いたときに、当時は無理かなとは思っていたものの、スローに持ち込んだクロコスミアの横からスッと抜け出して、最後は大外からミッキークイーンが迫るもののギリギリ逃げ切って勝利しました。ここで感じたことが、やはり三歳牝馬(当時)のレベルは高いのか!と感じたことです。今回は同世代のダービー馬、そして皐月賞馬と横一線でスタートします。二頭もろとも置いてけぼりにしてしまえ!という感じですね。
今回はクロコスミアが枠順よくスッとハナを主張できればエリザベス女王杯の再現になるかよ思いますが、こうなると後方からの秋華賞馬のディアドラあたりの末脚も脅威。ある程度、前にいてから積極的に行かないとアルアインとの比較では劣るのかなと。タイプ的にはクイーンズリングに似ているタイプで一瞬のキレ味こそがモズカッチャンと思うので、どこでそれを活かすかのもミルコの腕にかかっているといったところでしょうか。
ハナを主張できるか!?クロコスミア
昨年、4歳馬の古馬になってから一変したクロコスミアも京都記念に出走予定馬です。
前走のエリザベス女王杯では2番手追走から直線でしぶとく食い下がるクインズミラーグロを差しきったものの、中からスッと出てきたモズカッチャンにやられて惜しくも2着。ただ個人的には善戦といった印象で、やはりクロコスミアはタフな競馬にマッチするのかなと再認識できたレースでもありました。多少チカラがいる馬場となる今の京都競馬場において、条件的には距離もエリザベス女王杯と同じ。しかし懸念材料は多く、同じペースで戦った場合にモズカッチャンもいるし、なんならアルアインやレイデオロもいる。逆にペースを引き上げようにもクリンチャーの前に出れない限りそれは不可能に近く、またペースが上がり出し切った場合、ミッキーロケットやレイデオロなど、トップスピード持続戦に特化した馬が抜け出てくる。こうなると、要所要所でギアを入れて緩急つけた展開に持ち込みたいところかなと。何だかんだ言っても、1番の違いは、今回は牝馬戦ではないところが大きな違いなんですけどね。
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神宮球場のライトスタンドと西武ドームの3塁側に出没する率が高めの、ホルモン(特にマルチョウ)大好き40歳です。週末は娘と散歩をするのが私にとってのストレス発散方法です。
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