ナマコとは
体表が刺や硬い殻ではなく、比較的柔軟な体壁に覆われることもナマコの特徴です。
骨格の発達は悪く、細かな骨片として体壁に散らばっています。雌雄異体であるが、外観から区別することは困難である。
多くは細長い芋虫型で、腹と背の区別があります。前端に口、後端には肛門があります。ナマコの体表は主にコラーゲンから成る厚い体壁に覆われていますが、体壁は柔軟で、伸縮性に富む。表面はクチクラに覆われ、内側には環状筋と5列の縦走筋があり、これらを使って呼吸や運動を行う。体重の90%以上は水分である。深海の浮遊性ナマコは寒天質の体をしており、重量を減らすことで浮力を得ているとみられる。
凄い栄養成分
高たんぱく質(55%以上)、18種類のアミノ酸(内、8種類は人体が合成できない必須アミノ酸)、
リン、鉄、ヨード、亜鉛、セレン、バナジウム、マンガン他の多様な元素、ビタミンB1、B2、E、K、PP
など多種類のビタミン類、コンドロイチン、ダルタチオン、まなまこグリコシド、タウリン、ニコチン酸、
SODなどの生物活性成分を含む50種以上の天然栄養成分の宝庫です。
効果とは
ナマコに含まれる栄養素としては、やはり ビタミンB12の含有量が目立ちます。
ビタミンB12は赤血球中のヘモグロビンを生成するため、貧血予防に効果があります。
神経細胞内の核酸、脂質、タンパク質を生成する働きもあるので、 神経を正常化させる働きもあります。
ビタミンB12に並んで多く含まれているセレンは、強い抗酸化作用を持っています。
体内で活性酸素が大量に増えるのを抑制する効果があり、 ガン、動脈硬化、細胞の老化に効能を持つ存在です。
また、女性には嬉しい美容効果もあり、シミや黒ずみなどを抑える肌のアンチエイジングにも優れています。
その他、解毒作用により体内の毒素を排出させる効能も持っています。
ナマコに含まれるパントテン酸には、ストレスを減らす作用や抗アレルギー作用、抗炎症作用も期待できます。
海の食べ物に多く含まれるヨウ素も豊富に含まれており、甲状腺ホルモンの主成分になる栄養素で、代謝を活発にする働きがあります。
子どもの知能や脳の発達にも必要な栄養素なので、成長期のお子さんにも摂取してほしいですね。