先週の土曜日に中京競馬場にて第55回愛知杯が行われ、6番人気の鞍上四位騎手のエテルナミノルが見事に好位から抜け出し重賞初制覇を達成素ました。2着には1/2差で単勝オッズ11番人気のレイホーロマンスが入り、3着には昨年のチャンピオンで単勝オッズ1番人気のマキシマムドパリが入ったレースで、やや荒れた結果となりました。やはり圧倒的な逃げ馬不在ということもあり、決め手が後方からの末脚軍団に軍配が上がった結果だったのかなといったとことでしょうか。私が推していたリカビトスももう少しのところまできたもののマキシマムドパリには追いつかず4着フィニッシュ。それでも今後が楽しみなレースを見せてくれた内容でした。

レース展開

スタート自体はほぼ揃って出た感じで、その中から大外のワンブレスアウェイがハナを主張するかと思いきや13番コパノマリーンが押して先頭へ。続いてクインズミラーグロ、そしてワンブレスアウェイといった最序盤でした。1着のエテルナミノルに関しては2列目の先頭といったところで、個人的にはもう少し後ろからの勝負でくるかなと思っていたので意外といったところでしたが、鞍上の四位騎手の作戦勝ちといったっところで、終始完璧なポジションで道中進めていた印象です。逆に下げ過ぎてしまったのがリカビトスやマキシマムドパリ。おそらくこれはジョッキーの経験と言ったっ所になって来るのかなと思いますが、ここぞという時には四位騎手といったところで参りましたというのが個人てこな感想です。
前半の1000mを60秒3と平均でタイムを刻んでいたものの、馬群はやや縦長状態。
直線でワンブレスアウェイが先頭に立ちここから伸びるかと思ったのも束の間。即座にエテルナミノルがスルスルっと抜け出て後続を一気に突き放しにかかりました。そこからレイホーロマンスやマキシマムドパリ、リカビトスがギアをトップに変えるが時すでに遅し。仕掛けのタイミングでの負けといったところでしょう。

エテルナミノル

優勝したエテルナミノルはこれが初重賞制覇ということになります。母父がフジキセキのサンデーサイレンス系統にあたるダイワジェラート。フジキセキ産駒で2000m以上の重賞レースを制覇したのは、私の記憶の中では稀かな?といったとkろで、どちらかといえばマイル戦線に強い血統と思っていました。前々走がエリザベス女王杯で4コーナー通過後にズルズルと交代一方だったことで距離不適正とは思っていたものの、今回はおそらく中京競馬場のコースがマッチしての2000クラス級の勝利だったのかなと。個人的には今後もエテルナミノルの2000クラスは連下で考えていきたいところです。

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