二度寝は実はとても体に良い影響があった!
気持ちいいことはいい事だ
二度寝は体に良い!?
一度目覚めた後で、もう一度眠りに入ってしまう「二度寝」。
なんだかダラダラとしていて健康にもよくないように思う方も多いですね。
しかし実は、二度寝は悪いことではなく、むしろ、心にとっても体にとってもいいことだらけです。
二度寝の健康効果
目覚ましが鳴って起きたけれど、「今日は休みだから」と目覚ましを止めて二度寝する。とても幸せな気分になりますよね?
こんなとき体内では、抗ストレスホルモン「コルチゾール」がたくさん分泌されます。
コルチゾールはストレス耐性を担うホルモンです。
人間の体内では、目覚める1~2時間前から急激に分泌が盛んになります。
コルチゾールの分泌によって、心はウォーミングアップし、「今日のストレス」に備えられるのです。
二度寝をすることによって、コルチゾールの分泌はさらに続きます。
結果的に入念なウォーミングアップをすることになり、心は凹みづらくなるという事です。
さらに二度寝の効果はほかにもあります。
二度寝をしているときの脳は、リラックス効果を促すアルファ波の影響が強くなり、脳内麻薬の一種「エンドルフィン」が分泌されます。
エンドルフィンは、自分の好きな音楽や小川のせせらぎなど、心地よい音を聞いたときに多く分泌され、心身の緊張を和らげたり、ストレスを軽減したりする効果があります。
ただ欲望に任せて二度寝をするだけで、小川のせせらぎを聞くのと同じ効果があるのです。
二度寝のしすぎは禁物!5分だけが良い。
しかし、いくら二度寝が心身によい影響を及ぼすからといって、何時間も二度寝をしてはいけません。
抗ストレスホルモン「コルチゾール」を最大限に分泌させ、かつ毎日の生活に影響のない程度の二度寝をするには、「二度寝は5分、一度だけ」というルールを守ることが重要です。
二度寝を10分以上すると、それはもはや二度寝とは呼べないくらいの深い眠りに入ってしまう。目覚ましが鳴って目覚めたら、5分後にセットし直して、次のアラームでしっかりと起きよう。もちろん、あらかじめ5分差で2回セットしてもいいし、スヌーズ機能を使ってもいいと思います。
そして、あくまでも「二度寝」なので、再び眠るのは「一度だけ」にとどめましょう。
朝は、「5分間二度寝」でコルチゾールやエンドルフィンの効果を最大限に得て一日を始めよう。
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