はじめに

日本では2017年のプロ野球のシーズンも終わり、プロ野球界から引退する選手も多いですね。メジャーリーグでも活躍した千葉ロッテマリーンズの井口資仁選手も引退し、中日ドラゴンズ一筋の森野将彦選手、日本ハムファイターズ一筋の飯山裕志選手など、チームの顔だった選手達が引退すると寂しい気持ちになりますね。メジャーリーグでも有名な選手が1人引退を表明しましたね。その名は強打者カルロス・ベルトラン外野手。通算成績は打率.279、435本塁打、1,587打点、312盗塁。1999年にナ・リーグ新人王に輝いたほか、オールスター選出9回、ゴールドグラブ賞3回、シルバースラッガー賞2回を獲得し、2004年には38本塁打、42盗塁と「40-40」まであと一歩に迫ったこともありました。そんなカルロス・ベルトラン選手が最後の球団となった、ヒューストン・アストロズの本拠地を紹介します。

ミニッツ・メイド・パーク

ヒューストン・アストロズと言えば2017年ワールドシリーズで、ロサンゼルスドジャースとの熱戦を繰り広げワールドチャンピオンに輝きましたね。ヒューストン・アストロズの歴代選手では、ノーラン・ライアン投手やロジャー・クレメンス投手。キャッチャーではイバン・ロドリゲス捕手。日本人では松井稼頭央選手も在籍していましたね。現役選手はジャスティン・バーランダー投手やホセ・アルトゥーべ選手も有名です。

ミニッツ・メイド・パーク(Minute Maid Park、”The Juice Box”とも呼ばれる)は、アメリカ合衆国テキサス州ヒューストンにある野球場。MLBヒューストン・アストロズの本拠地として2000年に開業しました。世界で3番目の開閉式屋根付き天然芝野球専用球場です。2002年3月からの4か月間は暫定的にアストロズ・フィールド(Astros Field)に改称された。その後コカ・コーラ社が28年1億ドル以上の額で命名権を獲得し、同社のジュース「ミニッツメイド」から現在の球場名が名付けられました。

特徴

ユニオン駅(Union Station)という歴史的建造物が隣接しているため、外野は左翼が右翼に比べて浅く、左中間にもふくらみがない。そのため右打者にホームランが出やすい。また2016年まではセンターまで435フィート(約132.6m)もあり、これはMLBの球場の中では最長でした。

駅の跡地であることにちなみ、外野左中間後方に蒸気機関車があります。試合開始時や地元チームの選手がホームランを打ったときなどに、汽笛を鳴らしながら約122メートルの線路を走ります。後ろの炭水車には、球場名にちなんで石炭の代わりにオレンジを積んでいます。

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