1年半振りの復帰

8月18日(金)、15年目のジャパンラグビートップリーグが開幕し、愛知・トヨタスタジアムでは、トヨタ自動車ヴェルブリッツvs.ヤマハ発動機ジュビロの一戦が行われた。

ヤマハ発動機は、オーストラリアやフランスでプレーし、1年半ぶりに古巣に復帰した元日本代表FB(フルバック)五郎丸歩がお馴染みの背番号「15」番を付けて先発。80分間プレーし、2つのゴールを決め、14-11の勝利に貢献した。

ルーティーンは!?

五郎丸選手と言えば、ラグビーワールドカップでも話題になった五郎丸ポーズですね。五郎丸選手がプレースキックの前に行うルーティーンです。日本中でマネをした方はたくさんいるでしょう。そんな五郎丸選手の復帰試合となった開幕戦は、試合開始前からの大雨の影響で、前半はヤマハ発動機が積極的にパスで攻めるものの、トヨタ自動車のディフェンスも固くて、なかなか得点ができない状況が続きました。試合を通して相手のディフェンスの規律が高かったため、プレースキックの機会がなかったことに対しては、五郎丸選手は「もっとペナルティキックを蹴りたかったですね」と正直な気持ちも吐露していた。新ルーティーンはお預けとなりました。

五郎丸選手復帰で盛り上がるトップリーグ

悪天候にも関わらず、昨年6月に同スタジアムで行われた日本代表vs.スコットランド(2万4113人)よりも多く、ワールドカップ後の2015年12月に五郎丸が東京・秩父宮ラグビー場に姿を現した最多観客数(2万5164人)を更新。2万7871人のファンがスタジアム駆けつけた。もちろん、この数字はトップリーグ史上最多入場者数だった。
「ラグビースター」の五郎丸の姿を一目見ようと集まったスポーツファンと、トヨタ自動車がまだ夏季休業中だったために、自社のチームの応援に来た方がいたためだと推測されます。これから五郎丸選手以外にもたくさんの選手が注目される事でラグビー人気も盛り上がり高くなってくるでしょう。

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