2度のリードを守り切れず、痛恨のドロー決着!

横浜F・マリノス 2-2 清水エスパルス

横浜F・マリノス 2-2 清水エスパルス

【得点者】
1-0 17分 マルティノス(横浜FM)
1-1 23分 長谷川悠(清水)
2-1 42分 天野純(横浜FM)
2-2 70分 鄭大世(清水)

前節では広島と引き分けて、リーグ戦の連勝は「5」で止まりましたが、直近8試合は6勝2分けと好調のマリノス。今節はホームの日産スタジアムに清水エスパルスを迎えての一戦。3週間ぶりのリーグ戦と期間はあきましたが、ここでしっかり勝って、混戦の上位陣を抜け出したいところでした。

しかし試合はマリノスが2度もリードを奪いながら、清水に追いつかれて痛恨のドロー決着となりました。ここで勝ち点3をあげていれば、暫定3位に浮上できていただけに残念です。
1位のセレッソ大阪と2位の鹿島アントラーズが頭一つ抜け、3位から7位マリノスまでは混戦です。勝てる試合は勝ちきれる強さを見せてほしいですね。

次戦はアウェイでアルビレックス新潟との一戦になります。

幸先よく先制。追いつかれるも、再びリードを奪った前半

3週間ぶりのリーグ戦は大雨の中での一戦となりました。マリノスの先発はGKに飯倉大樹。DFはセンターバックに中澤佑二とミロシュ・デゲネク、左に山中亮輔、右に松原健。ダブルボランチに扇原貴宏と中町公祐。MFは中央に天野純、右に齋藤学、左にはマルティノスが入り、富樫敬真が1トップという布陣。

大雨というピッチコンディションで、まずペースを握ったのはマリノス。試合は早々に動きます。17分、清水のCKを防いでからのカウンター。齋藤学がドリブルから、前方を走るマルティノスへパス。ボールを受けたマルティノスはペナルティエリア中央に向かい、フェイントを入れて自らコースをつくってシュート。これが先制点となりました。

その後、チャンスを作るも追加点を奪えないでいると、24分、清水にCKから同点ゴールを許してしいました。

それでもマリノスは何度もいい形をつくり、42分、山中からのクロスボールを天野がボレーで突き刺し、再びマリノスがリードを奪います。さらに44分、齋藤がドリブル突破から倒されてPKをゲット。キッカーは齋藤自ら務めましたが、これは元チームメートの清水GK・六反に阻止されてしまいました。これが決まっていれば、、、試合は完全にマリノスのものだったことでしょう。

後半、1点を守り切れず、再び同点に、、、

後半も変わらずの大雨。そんな中、マリノスが優位に試合を進めます。何度もチャンスは作るものの、得点には至らず。すると、清水も反撃に出始め、マリノスに苦しい時間帯となると、25分、清水にサイドを崩され、その折り返しを鄭大世に押し込まれて2-2の同点に追いつかれてしまいました。

マリノスはここから、ダビド・バブンスキーとウーゴ・ヴィエイラを投入し、3点目を狙いに行きましたが、最後までは勝ち越しゴールは奪えず、痛恨のドロー決着となりました。

関連するまとめ

チェルシー、悲願の初優勝!クラブワールドカップ2021

FIFAクラブワールドカップ2021の決勝戦が12日に行われ、チェルシーがパルメイラスを降し、悲願の初優勝を…

サッカーJリーグ:今シーズンのブレイクスルー選手

サッカーの魅力は、その予測不可能性にあります。毎シーズン、Jリーグは新たな才能の登場で私たちを驚かせます。今…

サッカーで語られる「ドーハの悲劇」とは

W杯初戦で格上のドイツ相手に大金星を挙げ、「ドーハの歓喜」をもたらした日本代表。 ところで、これまで語られて…