セリーグではパリーグと違いDH制(指名打者)もない為、ピッチャーも打席に立たないといけませんね。なので打線に切れ目がうまれるので、セリーグでは投手が有利と言われています。
最近でも8番バッターを歩かせて、9番ピッチャーとの勝負が目立ちます。
そのような事から、セリーグのピッチャーが有利で防御率も低くかと思いきや、パリーグの防御率1点台が2人いるのと違い、セリーグでは防御率が1点台のピッチャーが1人です。その防御率1点台のピッチャーこそ、独立リーグからはい上がったピッチャーなのです。なので今回は防御率が良いピッチャーのTOP3を紹介します。

1990年11月4日生　　身長180cm　　体重74kg　　右投 右打
西原高 - 環太平洋大 - 四国ＩＬ・香川
2013年ドラフト2位

4勝 防御率1.81
6/7現在

独立リーグ四国アイランドリーグの香川オリーブガイナースに所属していました。サイドスローからの150キロを越える速球とスライダーを武器にしています。今年の中日ドラゴンズに欠かせない先発ピッチャーですね。
中日ドラゴンズは開幕から先発ピッチャーに白星がつかない事態もあり、先発ピッチャーのテコ入れが課題でした。今まで中継ぎをしてきた又吉投手が今年から先発に配置転換。ここまで4勝負けなしと防御率1点台と申し分なしですね。この調子がどこまで続くか楽しみです。

1979年5月28日生　　身長180cm　　体重72kg　　左投 左打
鳥取城北高 - 大阪ガス
2004年ドラフト自由枠

2勝2敗 防御率2.33
6/7現在

プロ入り12年目阪神の左のエース。プロ入り通算100勝まで残り6勝です。
二桁勝利も5回マーク。ここ3年は負け越しが続いていますが、最近の試合も制球も安定し打線の援護があれば、二桁勝利は達成できるでしょう。
今年の阪神タイガースの打線も強力なので、能見投手の力が加われば順位も上位に位置付けするでしょう。

1990年5月16日生　　身長171cm　　体重80kg　　右投 右打
愛知・成章高 - 創価大
2012年ドラフト2位

4勝2敗 防御率2.35
6/7現在

プロ入り5年目の右腕。入団1年目の2013年には16勝を挙げ新人王に。
和製ライアンと呼ばれており、左足をダイナミックにあげる投球をします。上背は無いものの150キロを越える速球とカットボールなどを武器にしています。昨年だけ負け越しはしたもののチーム唯一の規定投球回をクリアしています。今年は開幕から安定の投球をしているので、タイトル争いに加わる事も出来るでしょう。

セリーグもエース級ピッチャーがまだまだいますね。
昨年の最優秀防御率の巨人のエース菅野投手。今年の巨人は負の連鎖からか、連敗から脱出出来ないせいか、菅野投手も波に乗れていない感じです。阪神タイガースは開幕投手のメッセンジャーも有力です。他にも広島カープには野村投手、横浜DeNaベイスターズには今永投手などエース級が力を発揮してくるとタイトル争いも面白くなってきますね。
今後の防御率争いも楽しみであります。