いよいよ明日になった春のマイル王決定戦の安田記念。
その特集第二弾となります。前回は、今年の1番人気が予想されるイスラボニータと、昨年の覇者・ロゴタイプのご紹介をさせていただきました。両馬ともに、事前の専門家の情報ではすごく高評価です。
今回は、ロゴタイプ、イスラボニータに割って入るであろう有力馬を御紹介いたします。

蹄葉炎を克服して出走!グレーターロンドン

蹄葉炎を克服しての破竹の5連勝でここまで駆けあがってきたグレーターロンドンが安田記念に出走予定です。グレーターロンドンを知らない方も多いかと思いますので説明いたしますと、特徴は追い込みを得意とする脚質で、その末脚は脅威で上がり3ハロンを32.3というスピード持ち主で、残り400mからのトップスピードは競馬ファンを魅了する事は間違いなし。スローペースとなった場合、おそらくトップスピード面ではメンバー最速の可能性もあるため一気に上位浮上してくると思っても良いかなと感じていますが、流れてくれる方がグレーターロンドンにとっては良いかなとも思っています。
しかし不安要素はあり、蹄葉炎という競走馬にとっては生死を彷徨うレベルの重症を患ったわけで、蹄に対するケアというのは今回も出走を直前までわからないところもあるという点。もう一点が騎手。ここまで好調をキープしていた要素の1つは田辺騎手のサポートもあっただからこそ。しかし、今回の安田記念も田辺騎手はロゴタイプに鞍上する予定とんsるため、今回は福永騎手に手綱を任せることになります。
とにかく当日までコンディションによって左右はされる馬ですが、末脚が使いやすい東京競馬場長いストレートをうまく使えれば連対率もグッと高くなるでしょう。出走となればレース後半の追い込みに期待したい馬です。

最強世代からは!?安定感のエアスピネル

2歳新馬戦からここまで鞍上は全て武豊騎手。ここまで11戦3勝の3-2-3-3と連対率7割越えと、今回も大きく期待したい一頭です。皐月賞、日本ダービーと惜しくも4着、続く菊花賞ではやっと連対できた3着と、あの最強世代のメンバーにも割って入れる強さを持っている馬です。距離適性においてはマイルから2000mと、大阪杯2着となったステファノスとタイプ的には似ているのかな?と思います。あまりにもスローペースとなった場合、突き抜ける末脚という点においては少し厳しい面があるように思えるので、どちらかいえばハイペースとなり、末脚を削られている状態のレースで本領発揮してくれるタイプと思います。トップスピードの持続力はメンバー随一とも言えるので、武豊騎手がどのように捌いてくるのかもみものです。スローペースにならない事を祈るばかりになるでしょう。

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