1位 ,389 ランディ・バース

1位はなんと阪神タイガースに所属していたバース氏。
イチロー選手が1位と思っていた方も多いかと思いますが、実はバース氏なんです。
バース氏は日本プロ野球で6年間活躍し、2年連続3冠王含む、首位打者、ホームラン王、打点王を2回ずつ獲得するなど様々なタイトルを獲得した阪神タイガース史上最強の助っ人外国人選手と言われています。
バース氏がシーズン最高打率を樹立したのは4年目の1986年。
3年目の1985年には3冠王を獲得し、日本一に大きく貢献しましたが、翌年の1986年にも爆発しました。このシーズンは5月31日に首位打者に躍り出ると、それ以降も打率を伸ばし、一回も他者に首位打者を譲ることなく、打ちまくり、7月2日には打率は4割を突破。最終的には4割はキープできなかったものの、シーズン最高打率となる,389という驚異的な数字を叩き出しました。ホームランも47本、打点も109打点をあげ、当時、ロッテに所属していた落合博満氏とともに2年連続となる3冠王を達成しました。
1986年は私が生まれた年なので、リアルタイムで観ていた選手ではありませんが、30年経った今でも伝説として語り継がれている選手です。
阪神タイガースの黄金時代を支えた伝説的な助っ人外国人選手でした。

2位 ,387 イチロー

2位は2000年にイチロー選手が記録した打率,387。

このシーズンはイチロー選手が日本プロ野球最後の年で、翌年からはメジャーリーグに移籍しました。
このシーズンは、開幕からヒットを量産し、79試合目で打率を4割に乗せました。その後も、高い打率を維持してきましたが、8月27日の試合で、怪我をしてしまい、その後は欠場してしまいました。規定打席には達することができ、打率も自己最高の,387をマークしました。怪我さえなければ、もっと打率をあげ、4割に届いたのではないかとまで囁かれていました。
この打率で、首位打者を獲得し、これで7年連続。未だ破られていない日本プロ野球記録です。
このシーズンのオフにポスティングシステムで、メジャーリーグのシアトル・マリナーズに移籍。1年目からメジャーリーグに対応し、打率,350で日本人初のメジャーリーグで首位打者を獲得し、イチロー選手自身、8年連続となる首位打者を獲得しました。今でも現役で活躍するまさにレジェンドですね。

3位 ,385 イチロー

3位も2位と同様、イチロー選手がランクイン。

この打率が記録されたのは1994年、イチロー伝説が始まった年です。
このシーズン、3年目のイチロー選手。このシーズンは当時監督だった仰木氏に才能を魅入られ、レギュラーに定着。プロ野球記録である69試合連続出塁など才能が開花し、ヒットも量産しました。9月11日に当時最多安打記録だった191本に並ぶとその後も留まることなく、プロ野球史上初の200本安打も達成しました。最終的には210本のヒットを打ち、打率も,385の高打率を叩き出し、3年目にして球界を代表するスター選手にまで登りつめました。この年からイチロー選手の伝説が始まり、プロ野球記録となる7年連続の首位打者を獲得するなど様々なタイトルを総ナメ。ホームラン王以外の打者のタイトルを欲しいがままにしました。
ちょうど私が小学生の時で、イチロー選手の活躍は今でも鮮明に覚えています。当時はイチロー選手の代名詞である「振り子打法」は、社会現象になり、野球少年の間で真似する子も増えました。ちなみに私も真似しました。
今でも現役で活躍しているイチロー選手を今でも尊敬しています。

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