オープン戦1位の千葉ロッテ、まさかの大苦戦!

今年のオープン戦で1位だったのは千葉ロッテマリーンズでした。
13勝2敗3分けの圧倒的な成績でした。
投打がバッチリ噛み合い、防御率は12球団トップの1.46。打撃陣も打率は.250ながらも、得点は12球団トップの86。1試合平均4.7点取ってる計算で、まさに素晴らしい状態で開幕を迎えました。

しかし、シーズンが始まってみると、開幕から大苦戦。
40試合終わった地点で10勝29敗1分けでダントツの最下位に沈んでいます。
特に顕著なのが打撃陣の不振で、チーム打率はなんと.192。
近代プロ野球では異常とも言える低さとなっております。
過去のオープン戦1位のチームの平均順位は、調子通りやはり高い水準にあるデータもあるだけに、今年のロッテの例はあまりに意外な結果が起こっています。
ただ、オープン戦で示した選手たちのポテンシャルはあるはずです。
ここからロッテの巻き返しがあるか注目です。

オープン戦3位のオリックスには嫌なジンクスが・・・

次に注目したいチームはオープン戦3位だったオリックスバファローズです。
昨シーズンはオープン戦、交流戦、二軍、レギュラーシーズン全て最下位という不名誉な記録を残したオリックス。
今年はオープン戦から好調で見事、3位に食い込む事ができました。
しかし、このオープン戦3位という順位。これまで3位になったチームは悲惨なシーズンを送るジンクスがあるとされています。
そのオープン戦3位のチームが悲惨になるデータが以下の通りになります。

2007年: ヤクルト → 最下位
2008年: ソフトバンク → 最下位
2009年: 広島 → 5位
2010年: 楽天 → 最下位
2011年: 日本ハム → 2位(CS、1ステージで敗退)
2012年: 横浜 → 最下位
2013年: ソフトバンク → 4位
2014年: 巨人 → 優勝(日本シリーズには進出ならず)
2015年: 横浜 → 最下位
2016年: ソフトバンク → 2位(大失速で優勝を逃す)

このように、最下位は勿論、レギュラーシーズンで良い成績を残しても、ポストシーズンで結果を出せないチームもあるなど、このことからファンの間では「オープン戦3位の呪い」とも囁かれています。

そんなオリックスですが、4月は好成績を残しスタートダッシュに成功。貯金が最大8もありました。
しかし、5月に入ると大失速。
貯金はあっという間になくなり、5/20現在で借金3。
浮上のきっかけが掴めず、もがき苦しんでいます。
このまま「オープン戦3位の呪い」通りのシーズンになってしまうのか!?
ここからのオリックスの戦いぶりにも注目です。

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