先日「今週末は3歳牝馬クラシックI牝馬優駿(オークス)特集」の第3弾をおおくりいたします。前回は2歳牝馬女王のソウルスターリングと、初のGI制覇をかけて挑むリスグラシューをご紹介させていただきました。
今回のオークスで残念なのは、ファンディーナ、アエロリット、カラクレナイの3頭の人気馬の回避です。しかし、こういった時だからこそ新しい芽が芽生える可能性も秘めているのかもしれません。
今回も引き続き連対に顔を出してきそうな牝馬のご紹介をさせて頂きます。

3連勝で挑む!フローラS馬・モズカッチャン!

先日、牝馬優駿の枠組みが決まり1枠1番をひいたモズカッチャン。1枠1番といえば、牝馬優駿の前哨戦のサンスポ賞フローラSで1着を獲った時の枠順です。
この時は、スタートも決まり、いつものように中団でレースを展開。常に内内でレースを進めることができ体力も温存しながらの道中といったところでした。4コーナーまがって直線に入った時にはしっかり反応し、順位を前へ上げていき、途中、前塞がりとなってモタつく場面もありましたが、最後は前二頭をハナ差で差し、初重賞勝利となり牝馬優駿の優先出走権を確保しました。ここまで5戦3勝の3-0-1-1という戦績です。
2歳新馬戦から1800mを走り続け、前走のフローラSでは2000mも難なく走りきっています。上がり3F33.9はメンバー最速のラップをたたきだしていることから2400mでも問題なさそうです。しかも今回の舞台がフローラSで勝利した東京競馬場左回りということもあり、得意としている土俵といっても良いのかな?とも思います。
今のところは6番人気。どうしても名前だけみれば劣る馬も数頭いますが、優勝善戦に食い込む可能性を秘めている良馬です。

お宝を手に出来るか!?カリビアンゴールド!

先日、今回の牝馬優駿を予想するために復習をしていたところ、私の中で忘れていた馬がいました。3歳500万下戦でみた11番の馬・カリビアンゴールドです。
脚質は追込みを得意とし、スタートもモタつくタイプ。3歳500万下戦では、前半はゆったりと最後方からのレース。道中も無理なく4コーナーまでは我慢し、直線に向いたあたりに鞭が2発。反応したカリビアンゴールドはグングンと先頭との距離を縮め、そして抜き去り、最後は流し気味で余裕の1着でした。
続く、牝馬優駿前哨戦のスイートピーS。スタートはやはり若干モタつくものの中団からやや後方でレースを展開。4コーナー曲がった時点でも順位変わらず10番手あたり。最悪な事に前が完全に塞がっている状況でした。思いっきりタイムロスはするものの内から一気に最外へ大きく馬体を振ってからのギアチェンジ。最後は先頭を行くブラックスピーチにまでは追いつけなかったものの、最悪な状況を打破しての2着は本物を感じました。コース取りの上手な騎手であれば間違いなく1着だった、そんなレースでした。
今のところのオッズは13番人気。メイショウマンボ以来の荒れたてんかいを予想する際は筆頭と思います。

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