今週の土曜日には中山競馬場にて日経賞が開催されます。一昨年まではG2レースだった大阪杯がG1に昇格したため、ローテーション自体が若干崩れつつあるものの、春の天皇賞をはじめ、各重賞レースに向けてのステップレースとしても位置付けられている重要なレースです。昨年のシャケトラが、一昨年はゴールドアクターが優勝し、その後の重賞レースでも活躍された馬も多いことでも有名です。尚、本レースの1着馬には春の天皇賞の優先出走権が与えられるだけに、各陣営もチカラが入るレースでもあります。


アクションスター
アルター
ガンコ
キセキ
サイモントルナーレ
サクラアンプルール
ショウナンバッハ
ゼーヴィント
ソールインパクト
チェスナットコート
トーセンバジル
ナスノセイカン
ノーブルマーズ
ピンポン
ロードヴァンドール

以上、15頭の出走馬です。

昨年の菊花賞馬が始動!キセキ

昨年の菊花賞馬のキセキも始動のようです。昨年の菊花賞は雨がザーザーの中の田んぼ道を、最後は踏ん張り差し切っての3歳王者となったキセキも、その後の香港ヴァーズでは、その影響があり9着と惨敗だった感じです。そこから約5ヶ月の休養を経ての始動ということで、流石に菊花賞の影響はないのかなと言ったところかなと。4歳馬が絶好調で、なんなら今の競馬界を引張ている世代のクラシック馬ということで世代屈指とも捉えることができるものの、神戸新聞杯ではレイデオロには0.3秒もの差をつけられているように惨敗してしまっている状況。その辺を踏まえると菊花賞の馬場がいかに特殊だったものかというの証明している感じですね。このレースで本当にチカラがあるのかどうかの判断材料になってくるかという感じですね。まあ、ダンビュライトを撃破はしているだけに、ロスなく立ち回るころができれば、今回のメンバー構成を見る限りでは上位にいるのかなといったところかなと。今回はミルコではなくルメール騎手に乗り替わりになり新馬戦以来のコンビとなります。ゲートはそこまで得意ではなく、逆にゲートさえうまくいけば好位ですすめられトーセンバジルを捉えるに十分な末脚を披露してくれるのかなと期待しています。

そろそろ重賞タイトルを!トーセンバジル

新馬戦にはあっさり勝ち、その後の準オープンでも着々とチカラをつけたもののクラシックは全て欠席したトーセンバジルも日経賞に出走予定となっています。18戦5勝5-3-3-7といった戦績で、そもそもが素質はある馬とは思っていますが、ここに来て更に安定感を増して来たのかなというのが個人的な印象です。特に京都大賞典と香港ヴァーズの2戦はしっかりとした走りを見せており、ゲートと枠さえ整えてしまえば先行策も十分にありかなと。こんかいはミルコがテン乗りになるものの、何度も戦っている中でもあるので、テン乗りでもトーセンバジルの特徴はしっかり把握はしているのかなと判断しています。ミルコ特有の中山競馬場でみせる3コーナー付近からの押し上げもトーセンバジルにとってはプラスになる可能性が高いのかなと。一瞬の脚というよりもトップスピード持続戦のほうが性に合っているようで、それをやってくれるのもミルコの手綱になってくるのかなと思っています。そろそろ重賞タイトルを取る頃合いかなと。

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