京王杯スプリングC GII

5月13日(日) 東京競馬場 11R 芝1400m 発走 15:45分

なんとしてでも獲得したい安田記念の出走権。マイラーズカップでは、久々に美酒を味わえたイスラボニータが1着フィニッシュで早々と本線の安田記念へ駒を進め、同レースの2着馬・エアスピネル、3着のヤングマンパワー、また、4着のブラックスピネルも本線の安田記念に向けて早くも調整中。
1400という距離ということで、毎年スプリンターとマイラーがひしめく好レースが展開されています。今年の予想オッズとしては、昨年のスプリンターズSの勝ち馬レッドファルクスに、昨年の勝ち馬サトノアラジンの2頭ということになりそうです。
出走馬は以下になります。

キャンベルジュニア
クラレント
グランシルク
サトノアラジン
ストーミーシー
ダッシングブレイズ
ダンツプリウス
トーキングドラム
トーセンデューク
トウショウドラフト
ヒルノデバイロ
ブラビッシモ
メドウラーク
テッドファルクス
ロサギガンティア

以上の17頭による1400mの戦いとなります。

1400m重症レース2連覇のサトノアラジン

今年6歳馬となるサトノアラジン。昨年の京王杯スプリングカップで遂に待望の重賞初制覇し、その年の京都スワンステークス(1400m)も制し、スプリント重賞レース2連覇中と、出走馬の中では断然に距離適性を誇っています。
今年はこれが休み明けの1戦とはなり、少し反応が鈍るかと心配しますが、サトノアラジンにとって得意の東京コースの1400mということで、1番人気を背負っても問題ないような気がします。目標はこの先の安田記念。昨年の安田記念はロゴタイプ、モーリス、フィエロと強馬を抑えきれず4着フィニッシュ。既に本線で待つロゴタイプ、イスラボニータに一泡吹かせたいところ。そのためには、まずはこの一戦。とにかく見逃すことのできない注目馬であることは間違いないでしょう。
脚質は追込み。昨年の同レースで見せた上がり3F32.4のスピード再現なるか。気になるのは当日の天候と馬場だけです。ディープインパクト産駒の意地を見せつけてもらいたいですね。

GI馬の意地!レッドファルクス

ダートから芝に戻して4戦を戦ってきたレッドファルクス。戦績は4戦2勝の2-0-1-1。
芝コース復帰の第一線目のCBC賞で勝利後、2戦目はスプリンターSで昨年のJRA最優秀短距離馬のミッキーアイルとの叩き合いを制し、重賞GI制覇。今年の高松宮記念でも3着と善戦しています。復帰後の騎手はデムーロ。そのデムーロ騎手になってから安定している感じです。休み明け今年初出走となった高松宮記念でも結果を残せており、一回使って絞れていることから人気上位となるでしょう。久しぶりの東京競馬場でどうなのかという懸念材料はあるものの、天候が悪く馬場が荒れれば一気に1番人気になるかもしれません。
脚質はサトノアラジンと同じ追込み型。サトノアラジンと同枠でぴったり背後に付けれるレースができれば、もしかすると・・・と期待が持てます。
同世代6歳馬の意地とプライドがぶつかり合いそうです。

そろそろ勝利か!?グランシルク

先日、イスラボニータが2年7ヶ月ぶりに勝利し安田記念への切符を手にしたところ。常に上位に入るものの、勝ちきれなかったイスラボニータの嬉しい声が聞こえた瞬間でした。
同じように、常にオッズは上位にいるにもかかわらず、こと重賞レースでは勝ちきれていない馬がグランシルクです。過去18戦4勝と4-4-4-6で、18戦のうち、3番人気以上が17戦と実力は誰もが認めている馬です。思い返せば2年前のNHKマイルの1番人気は、このグランシルクだったんですね。
京王杯の舞台は東京競馬場。その東京競馬場では2戦2勝と相性がよいので期待度は高いです。最後の直線、瞬発力勝負となったら面白い結果になりそうな予感がします。
待望の美酒を味わえるか!?

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Hiroyuki.K

神宮球場のライトスタンドと西武ドームの3塁側に出没する率が高めの、ホルモン(特にマルチョウ)大好き40歳です。週末は娘と散歩をするのが私にとってのストレス発散方法です。

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