今週は京都競馬場へ! 天皇賞・春の出走です

五大競走といえば桜花賞、皐月賞、日本ダービー、オークス、菊花賞。
それはあくまで3歳馬クラシックのことを指します。
古馬の五大競走といったら天皇賞・春、宝塚記念、天皇賞・秋、ジャパンカップ、そして有馬記念でしょう。その五大競走の1つ、天皇賞・春が遂に今週日曜日に京都競馬場にて開催されます。
昨年の王者は年度代表馬に選ばれ、今年初戦の大阪杯をぶっちぎったキタサンブラック。今年はディフェンディングチャンピオンとして出走します。
そして昨年はキタサンブラックにひざまずいた強馬たちも数頭、リベンジを心に刻み、再度挑戦をしに戻ってきました。
今年の天皇賞・春も豪華なメンバーが勢揃い。果たして今年の栄冠を手にするのはどの馬でしょうか?

シャケトラ
ラブラドライト
キタサンブラック
スピリッツミノル
ファタモルガーナ
シュヴァルグラン
アルバート
タマモベストプレイ
ディーマジェスティ
アドマイヤデウス
プロレタリアト
ゴールドアクター
トーセンバジル
ワンアンドオンリー
サトノダイヤモンド
レインボーライン
ヤマカツライデン

以上、17頭の決戦です。

キタサンブラック

キタサンブラックにとって、天皇賞・春の3200mは他馬との力差見せつけるのにうってつけの舞台なのかもしれません。
昨年を振り返ると、2番人気を背負って、スタートからゴールまで全てのポイントをハナで通過し、最後もカレンミロティックの追随を抑え鼻差でフィニッシュ。もちろん今年9歳となったカレンミロティックも出走しますが、今年の初戦の大阪杯の走りを見る限り、既にカレンミロティックは眼中ない雰囲気。おそらくターゲットは、昨年の有馬記念で差されたサトノダイヤモンド一点見つめていることでしょう。
キタサンブラック陣営の誰もが、「昨年よりも強い」と口を合わせていっているように、私の素人目から見ても、そのままの感想です。
前走の大阪杯の距離は2000mとはいえ、ゴール後もそのまま、もう1000mは走れそうな余力感がありました。
昨年の年度代表馬の意地にかけて、一度負けた相手に負けるわけにはいかない、そう思っていることでしょう。
今年も最後の200mの決戦が楽しみです。

最強世代!筆頭はサトノダイヤモンドか!?

最強世代とも謳われている今年の4歳馬。その4歳馬勢からは、先日の日経賞でゴールドアクターを、アドマイヤデウスを、ヤマカツライデンを寄せ付けないスピードを見せつけたシャケトラに、ここのところ調子が少しづつではあるが回復してきたディーマジェスティ、更に、常に上位にはいるものの、なかなか栄冠を手にできていないレインボーライン、そして昨年の有馬記念、今年の阪神大賞典で圧巻の強さを見せつけているサトノダイヤモンドが参戦。
今年のゲート見る限り、キタサンブラック、サトノダイヤモンドが1・2番人気となるのは必至でしょう。どちらが勝つ?という疑問については、距離適性からいって、今のところキタサンブラックに武があるような気がします。
しかし、まるで大型の排気量とターボを兼ね備えて見えるサトノダイヤモンドも、食らいつき、差す強さがあるので、正直最後の最後までわからないというのが正直なところ。
この二頭に割って入れる馬といったら・・・。
次回にご紹介します。

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