まさに崖っぷちから這い上がったチーム救世主だ！
4月20日東京ドームで行われたオリックスバファローズVS北海道日本ハムファンターズ戦。
開幕から好調のオリックスはこの日の全員安打となる14安打8得点と打線が爆発し、快勝。
この日活躍が目立ったのが、ここ最近1番打者として定着しつつある宮﨑祐樹選手だ。3回に自身四年ぶりとなる同点ホームランを放つと、7回にはダメ押しとなる2ランホームランを放ち、この日2本塁打3打点の大活躍を見せました
ここまで打率.455。積極的な打撃が持ち味で、好調オリックスの原動力となっている宮崎選手ですが、昨年の1軍出場は僅か23試合。これまでレギュラーおろか1軍定着もできてなかった。既に30歳を迎え、正直、昨年クビにされてもおかしくなく、今年はまさに進退をかけたシーズンで、まさに今、崖っぷちから覚醒しつつある選手です。

そんな宮崎選手はどんな人物なのか？

宮崎選手の最大のウリは、明るい性格です。
比較的大人しい選手が多いオリックスの中において、ムードメーカーとしてベンチにいるだけでも盛り上げてくれる重要な役割を担っています。
そして人間観察が趣味ということもあってモノマネが得意。
特にモノマネで選手・ファンを爆笑させたのが、2014年のファン感謝祭で見せた当時所属していったエステバン・ヘルマンのモノマネでした。
このようなファンも楽しませるムードメーカーということもあって、成績が振るわなくてもファンの間でも残留を望む声が少なくありませんでした。

プレースタイルは積極的な打撃が特徴で、初球からファーストストライクを見逃さず振ってきます。
この結果が、初回先頭打者として出塁し、先取点に繋げています。チームの打撃に勢いをつける核弾頭として、攻撃にいいリズムを作ってくれてるからこそ、オリックス打撃陣好調の要因の一つともなっています。
遅咲きの30歳がチームに良い風を吹かせる。
今後の宮崎選手の活躍に期待です。