何故に引退!?惜しまれつつ去っていった競走馬!ドゥラメンテ・ミッキーアイル編
出典: https://jp.pinterest.com/yaskanai/japan-horse-racing/
惜しまれながら昨年限りで引退していった競走馬のご紹介です
アスリートに怪我はつきものです。プロ野球の現役投手の多くも肘や肩にメスをいれ復帰している選手は多くいますが、こと馬に至っては、1つの怪我が競走馬生命の終わりを告げるかたちとなり兼ねないのが現状です。また経営者側の戦略によって余儀なく引退させられる馬もいるんです。そんな惜しまれながら昨年引退した競走馬のうち、本当に個人的に残念な二頭をご紹介します。
世界を狙う怪物!ドゥラメンテ!
2016年 阪神競馬場で行われた宝塚記念のレースを最後に引退されたドゥラメンテ。1番人気で出走した同レースでは先頭を走る同世代のキタサンブラックを猛追し、最後はゴール付近で差したものの、同じくキタサンブラックを猛追していたマリアライトには一歩及ばず2着フィニッシュ。最後の直線で馬群からなかなか抜け出せなかった影響もあって少しスパートが遅れた感はあるものの、しっかり2着と結果を残すことができたのは怪物そのもの。ところがレース後に手綱を握っていたM・デムーロが突然の下馬。何か原因がない限りコース上で下馬などしないので何かあったとすぐわかりましたが、その数日後、球節下部および繋(つな)ぎ裏面の複数の靱帯(じんたい)、腱に内出血とそれに伴う炎症が判明し、ノーザンファームしがらきへ移動し、経過を観察していたが、競走能力喪失と診断され引退となりました。
当時4歳馬のドゥラメンテは、皐月賞、日本ダービーを圧倒的強さで勝ち、海外GIドバイでも2着と、着々と怪物ぶりを見せつけてきただけに、とても悔しく早すぎた引退でした。
現在は種牡馬入りしています。父・キングカメハメハのように強い馬をたくさん残して欲しいですね。
元気なのに引退?最優秀短距離馬・ミッキーアイル!
昨年の最優秀短距離馬に輝いたミッキーアイル。マイル以下の距離であれば圧倒的強さを誇っており、GI戦は実に6勝もしている強馬でした。ミッキーアイルの脚質が逃げ馬ということもあり、ゲートが開いた瞬間から一気に駆け上がり、そのまま先頭でグングン飛ばしゴールイン。本当に見ていて気持ちの良いスプリンターの走りでした。最後のレースとなったのが阪神競馬場で開催された阪神C。スタートは良かったものの最後伸び切れず6着フィニッシュ。最強馬世代と騒がれている当時3歳のシュウジに印籠を渡しての引退レースとなってしまいました。当時は高松宮記念の出走も視野に入っていたそうですが、「もともと年内で引退予定でしたが、関係者と協議した結果、今、種牡馬入りすれば今シーズンに間に合うということで、引退することになりました。」と関係者の判断で引退。
正直、もっと見ていたかったというのが感想です。
現在は社台スタリオンで次世代のスプリンターを生むため種馬入りとなっています。
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神宮球場のライトスタンドと西武ドームの3塁側に出没する率が高めの、ホルモン(特にマルチョウ)大好き40歳です。週末は娘と散歩をするのが私にとってのストレス発散方法です。
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