元バルセロナ所属の久保建英(くぼたけふさ)、遂にJデビュー!!

2016年明治安田生命J3リーグ第28節が5日に行われ、FC東京U-23に所属するFW久保建英選手がAC長野パルセイロ戦でJリーグ最年少記録を12年ぶりに更新した。

久保選手は、2点ビハインドで迎えた後半開始からピッチに入り、Jリーグデビュー。現・川崎フロンターレ所属のFW森本貴幸(当時・東京ヴェルディ)が2004年に樹立した15歳10か月10日の最年少記録を15歳5か月1日に塗り替えた。

既に話題性も充分!久保建英選手

この試合では久保選手出場の期待も相まって、J3リーグとしては異例と言える観客動員数7653人を記録。久保がボールを持つたびに観客席から大歓声が起こった。

2001年6月4日生まれの久保選手は、わずか9歳でスペインの強豪バルセロナの入団テストに合格し、2011年からバルセロナの下部組織でプレーしていた。当時から将来を嘱望されていたが、2015年に同クラブが18歳未満の選手獲得に関する規定違反を犯していたことが発覚。これにより公式戦へ出場できなくなった久保選手は日本に帰国し、FC東京の下部組織に所属していた。

その後、中学3年生ながらFC東京U-18に飛び級で昇格。8月に行われた日本クラブユースサッカー選手権では5得点で大会得点王を獲得。またU-16日本代表としてAFC U-16選手権に出場して4得点をあげるなどの活躍で、FIFA U-17ワールドカップの出場権獲得に貢献した。

今後さらなる飛躍を!!

試合はJ2昇格のために負けられないAC長野パルセイロが後半に1点を失ったものの、守り切り2-1で勝利した。久保は得点こそ奪えなかったものの、パスやドリブルなどで、随所にその片鱗をみせた。

今後は最年少得点記録の更新やJ1デビューなども期待されるが、これからの日本サッカー界を牽引するような選手になってくれることを心から願っています。

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