体操競技は男子6種目、女子4種目の計10種目

体操競技は、男女で実施される種目が異なる点が特徴です。ダイナミックで力強い大技が特徴の男子と、エレガントでしなやかな技が魅力の女子で、それぞれの特性を活かした種目が採用されています。具体的には、男子がゆか、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒の6種目、女子は跳馬、段違い平行棒、平均台、ゆかの4種目です。それぞれの種目の特徴を説明します。

高度化する技の「難度」とは

体操では演技で披露する技の難度(難しさ)が決まっており、それによって得点が変わります。難度はアルファベットで表記されており、Aから始まって徐々に難度が高くなっています。

現在では女子ゆかで「後方かかえ込み2回宙返り3回ひねり」を繰り出す「バイルズ2」という技が最高のJ難度認定をされています。男子では宮地秀享さんが2017年世界選手権の鉄棒で「バーを越えながら、後方伸身2回宙返り2回ひねり懸垂」を成功させた「ミヤチ」が最高のI難度の技です。

1964年に東京で開催された世界の大舞台では、「ウルトラC」という言葉が一世を風靡しましたが、その時代ではC難度が最高レベルだったそうです。

体操競技の技は常に進化しており、その傾向は今後も続くことが予想されます。また、ゆかで世界王者に輝いたことのある白井健三さんは、ゆかで3つ(シライ/グエン、シライ2、シライ3)、跳馬でも3つ(シライ/キム・ヒフン、シライ2、シライ3)と計6つの技に自身の名前がついています。今後も日本人の名前がついた新たな技が誕生するか楽しみですね。

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