発祥の地

オイナは、今から約700年前の14世紀頃にルーマニアで発祥したと言われています。ルーマニア国内では伝統的なスポーツで国内では定期的に大会も開催されています。
1370年に競技が行われたと史料に記述されていおり、バットの形もボールの大きさも野球そっくりですが、攻守ともに得点できます。打撃側が「塁」を稼ぐ得点と、捕球側がドッジボール的に打者にヒットする得点があります。

フィールドや道具

オイナで使用されているボールは少し特殊で直径8cm、重さ140g(野球ボールとほぼ同じ)で馬・豚・牛の毛で満たされた革製のものを使用されます。
先述したとおり、通常の野球で使用されるような硬いボールではなさそうですね。ドッジボール要素もあるので、体に当たっても痛すぎないように設計されています。
フィールドは野球のような扇形ではなく、長方形となっております。
プレーヤーの人数はサッカーと同じ1チーム11人(屋内では6人、ビーチでは8人)と、野球とは異なる面もあるようです。

ルール

①攻撃
オイナのフィールド上には、4つのラインが設けられており、バッターはボールを打った後にその4つのラインを通過して、再度戻ってくることで得点することができます。

②守備
守備側チームがしなければいけないことは、走っている相手選手めがけてボールを当てることでアウトになります。
ボールが硬くないのはこのルールもあるからですね。

ルーマニアの伝統的なスポーツですが日本には未上陸のようです。

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