交代枠5人制が正式導入へ

競技規則を定める国際サッカー評議会(IFAB)が、新型コロナウイルスの影響で導入された1試合の交代枠を3人から5人に増やす一時的な規則改正を、2022~23年から競技規則に正式に盛り込む方針を発表しました。

コロナ禍による変則的な過密日程を考慮して2020年5月に導入された交代枠5人制ですが、期間延長を繰り返して現在は22年12月31日までとなっていますが、採用の可否は各リーグや大会の主催者に委ねることになるそうです。

Jリーグでの交代枠

2020年より最大5人の交代カードを使うことができる。ただ、交代回数はハーフタイムを除き3回までとされています。交代できるタイミングはハーフタイム含めて計4回、その中で最大5人の交代が認められています。

延長戦における交代枠

延長戦が適用される、ルヴァンカップにおいては5人の交代枠に加えて、延長戦に突入した場合のみ追加で1人交代が可能となり最大6人の交代カードを使うことができます。交代回数はハーフタイム、延長戦開始前と延長戦のハーフタイムを除き4回までとされています。

脳震盪による交代枠の追加

最大5人の交代枠とは別に、「脳震盪による交代枠」の制度もあります。この交代カードは特例の交代枠という意味合いが強く、5人の交代枠制限とは別に取り扱われ、最大1人の交代が追加で認められています。

例えば5人交代カードを使い切った状態で、接触プレー時に脳震盪になった選手が出た場合には、追加で1人選手を交代することが可能です。

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