みなさんはサイ・ヤングをご存じでしょうか。
アメリカメジャーリーグでサイ・ヤング賞という賞もありますね。
このサイ・ヤングとはどんな選手だったのでしょうか。
今回は少しですが紹介したいと思います。

サイ・ヤング

サイ・ヤングはメジャーリーグが誕生して間もない頃に活躍した野球選手です。複数球団を渡り歩きながら20年もの間大きな故障もなく投げ続け、投手として数々の記録を残しました。彼の通算511勝という数字は今も破られていない不滅の大記録と言えます。

サイ・ヤングは1890年にプロ入りし、当時は今より選手寿命が短かった時代にも関わらず40代まで第一線で活躍し、尊敬の念を集めました。あのベーブ・ルースも自伝の中で一番好きな選手だと言っています。

功績を称えて

100年も前の選手なので残る資料や記録は少ないですが、彼の特徴は唸りを上げるような豪速球で、彼の名前の「サイ」もサイクロン(竜巻)から取った愛称と言われています。
引退後は野球殿堂入りして1955年に亡くなりますが、その翌年から彼の功績を称えたサイ・ヤング賞が制定されました。メジャーリーグでその年最も優秀だった投手に贈られる栄誉ある賞として、今でもその名前を聞くことができます。

44歳まで現役

◆15年連続300イニング登板
◆20勝以上15回・30勝以上5回
◆最多勝 5回 最優秀防御率 2回 最多奪三振 2回
◆メジャー歴代最多 先発登板(815)完投(749)勝利(511)敗戦(316)対戦打者(2955)投球回(7356)被安打(7092)自責点(2147)

サイ・ヤング投手は年齢を重ねてからも常に第一線で活躍し、42歳となった1909年にも19勝・防御率2.26をマーク。44歳までメジャーリーグでプレーしました。

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