スロープスタイルってなに?

スキー・スノーボードで滑走しながらコース場に配置されたキッカーと呼ばれるジャンプ台やジブアイテムなどでアクロバティックな技を行い、演技ポイントを競い合う種目です。
歴史は比較的浅く、1990年代にアメリカで生まれました。そして1997年に開催されたX GAMES(エックスゲームズ)でスロープスタイルは採用され、その競技名が世界へと一気に広まりました。
選手のなかでは、オリンピックで優勝するよりもX GAMESで優勝する方が全然凄い」という人もいるそうです。

スロープスタイルのルール

予選、決勝2本ずつ滑り、2本中良い方の得点を採用して全体の順位を決めます。
コースは6つのセクション(区別)に分かれており、各セクションごとにアイテムやジャンプ台が複数用意してあり、それぞれ自由に選択をする事ができます。
それを通して【技の難易度】【着地の綺麗さ】【独創性】【全体の流れ】の観点から採点がされます。
最近の主流はビデオジャッジで、各ジャンプやジブアイテムに取り付けられたカメラからの映像を審査員が見て採点します。(現代ってすごい)
コース内に設置されたジャンプ台を飛ばなかったり、ジブアイテムを使わなかったりすると減点になります。

技名もいろいろ

技名も色々あるのですが、一部をご紹介します。

■レギュラー:前向きからジャンプ台を飛ぶこと
■レフトサイド:左回転
■ダブルコーク:回転軸の名前。縦方向に2回転する軸
■1260(トゥエルヴ・シックスティ):縦方向と横方向を合わせた回転数。1260度(3回転半)
■ミュートグラブ:板を掴む動作の1つ。ミュートグラブは右手で左板の前方外側を掴む、又はその逆

など、選ぶ技によっても点数が変わってくるので、選手は技の選び方が重要となってきますね。

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