アルヒラルがアジア王者に!

サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝が、11月23日に行われ、サウジアラビアのアルヒラルが韓国の浦項に2─0で勝利を収め、通算4回目のアジア王者に輝きました。

アルヒラルはナセル・アルドサリがACL史上最短となる開始16秒で先制点をマークし、モハメド・カロンが記録した16年前の記録を更新。その後もアルヒラルが加点し、1991年、2000年、2019年に続く4回目のアジアタイトル獲得となりました

アルヒラルは優勝賞金400万ドル(約4億6000万円)を獲得し、来年1月にUAE(アラブ首長国連邦)で行われるクラブワールドカップにアジア代表として出場を決めました。

AFCチャンピオンズリーグとは

AFCチャンピオンズリーグは、国際サッカー連盟(FIFA)が主管し、アジアサッカー連盟(AFC)が主催する、クラブチームによるサッカーの大陸選手権大会で、略称は「ACL」になります。アジアチャンピオンズリーグと表記されているのもこの大会です。

アジアのクラブチームにとっては最も権威のある大会であり、本大会に優勝したクラブには400万USドルの賞金と勝利ボーナスなどが贈られると同時にFIFAクラブワールドカップへの出場権、2020年からは翌年のACL出場権が与えられます。

クラブワールドカップ2021は2022年初頭、UAE開催!!

アルヒラルが出場権を得たFIFAクラブワールドカップ2021は、2022年初頭にアラブ首長国連邦で開催予定の第18回目のFIFAクラブワールドカップです。

当初は日本開催でしたが、新型コロナウイルスの感染状況およびそれに伴う開催条件を考慮した結果、日本サッカー協会が2021年9月9日に日本での開催を返上することでFIFAと合意。その後の2021年10月20日にFIFAは、当大会を2022年初頭にアラブ首長国連邦で開催すると発表しました。

出場するのは各大陸王者の7チーム。昨シーズンのヨーロッパ王者であるチェルシー(イングランド)、アフリカ王者のアル・アハリ(エジプト)、オセアニア王者のオークランド・シティ(ニュージーランド)、南米王者のパルメイラス(ブラジル)、北中米カリブ海王者のモンテレイ(メキシコ)、開催国王者のアル・ジャジーラ(UAE)に、アジア王者としてアルヒラルが加わります。

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