はじめに

夏の甲子園大会は智辯和歌山の優勝で幕を閉じました。
夏の甲子園はコロナの影響もあって2年振りの開催になりましたね。
観客やブラスバンドも制限されて行われています。
テレビ中継も行われていて、少し違和感を覚えた方も少なからずいたのではないでしょうか?
それは、高校球児達が履いているスパイクですね。
昔から黒で育った方には違和感があるのではないでしょうか。
今回は何故白いスパイクも可能になったのか紹介したいと思います。

熱中症対策に

スパイクの色について、日本高校野球連盟はこれまで、黒しか認めていませんでした。近年は夏の酷暑が続き、夏の甲子園でも試合途中に脱水症状を訴えたり、足がつったりする選手が増えました。そのため熱中症対策として、2020年3月から黒より温度が上がりにくいとされる白色を認めました。

効果は

◆検証はミズノ独自によるもの
当日の天気は晴れで最高気温は32℃
場所はテニスコート脇の人口芝生の上
■検証結果①:シューズの表面温度
黒スパイク:最高約70℃
白スパイク:最高約50℃
■検証結果②:シューズの内部温度
黒スパイク:最高約53℃
白スパイク:最高約43℃
このように、シューズの内部温度で比較すると、黒スパイクと白スパイクの差は最大で-10℃にもなりました。

表面温度で比較すると、さらにその差は顕著です。

というより、表面温度が最高で70℃(12:00頃)になることが、かなり驚きですよね。

最後に

今後白いスパイクの高校球児が増えていきそうですね。
気温も猛暑日が続く中甲子園での試合が行われる事も多いので、
高校球児がベストパフォーマンスを発揮できるように、
道具からより良くなってくれると良いですね。

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