インド 陸上 男子やり投げ ニーラジ・チョプラ
インドの選手が金メダル獲得。
これだけ聞いて、やり投げだ!と思える人は少ないのではないでしょうか。
私は金メダル獲得がやり投げと知って、ビックリしました。
それもそのはずで、これまでインドの陸上史上メダルは銀メダル2個。
しかもその2個は、1900年パリ五輪で英国系インド人のノーマン・プリチャード選手が、男子200メートルと200メートルハードルで獲得したと、100年以上前です。
ニーラジ・チョプラ選手の金メダルがインド陸上史上初めての金メダルであり、メダル獲得そのものが100年以上もなかったのですから、インドに陸上競技のイメージ持つほうが難しいです。
ニーラジ・チョプラ選手は、17年世界選手権は予選敗退もアジア選手権は制覇。18年には、インド選手として初めて、英連邦競技大会とアジア大会で優勝を果たしていました。
今シーズンは4番目に良い記録を持ってオリンピックに挑み、勢いそのままに金メダルを獲得でした。
香港 フェンシング 男子フルーレ個人 張 家朗
香港代表で入場行進で旗手を務めた張家朗選手が、旗手に選ばれた理由を示した金メダル獲得です。
近年、何かと暗めな話題が多かった香港ですが、今回の張家朗選手の金メダルは返還後初の金メダルであり、香港史上2個目の金メダル獲得と、国民に喜びを与えてくれたことでしょう。
決勝の相手は2015・2017・2018年の世界選手権の同種目で優勝。
前回のリオでも金メダル。東京で2連覇を目指す大本命のイタリアのダニエレ・ガロッツォ選手相手。
大本命相手にして金メダル。どう考えても香港の人々は興奮のるつぼと化したことでしょう。