日本が過去最高のメダル数と金メダルを獲得した東京オリンピック。
日本の多くの金メダルに国民は歓喜しました。

多くの金メダルを獲得した日本と違い、金メダル獲得が1個だけ終わった国もあります。

金メダル1個だけ獲得した国とその競技に迫ってみたいと思います。

ベネズエラ 陸上女子 三段跳び ユリマル・ロハス

1948年ロンドンから参加し、前回のリオまでの総メダル数は15個。金メダルは68年メキシコ・12年ロンドンの2個という成績で挑んだ東京で、ベネズエラとして3個目の金メダルを獲得したのが、ユリマル・ロハス選手でした。
この金メダルは、ベネズエラの女子選手として初めての金メダルとなりました。

前回のリオ五輪では銀メダル。
17・19年の世界選手権優勝。前回のリオを超える金メダルを狙うなかで、26年ぶりに世界記録を更新。
しかも17センチも塗り替えました。
ベネズエラの女子としては五輪初の金メダル。
快挙づくしの金メダルでした。

ルーマニア 女子ダブルスカル

ルーマニアと聞くと体操競技が強いというイメージを持っていました。
そのイメージ通り、ルーマニアの体操は72個のメダルを獲得して、これはルーマニアの最も多くのメダルを獲得した夏季オリンピック競技です。

しかし、今回の東京では体操のメダル獲得はなし。
ルーマニアとしての総メダル数は4個。そのうち3個がボート。
そして1個は金メダルでした。
それが女子ダブルスカルでした。

アンクツァ・ボドナル選手・シモナ・ラディス選手で挑んだ今大会。
19年世界選手権でもコンビを組んでました。
ボートはなかなか馴染みのない競技ではありますが、競技人口・レベル・人気に関係なく、その競技でトップに立つ。
その努力にリスペクトです。

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