プロ野球交流戦MVPは意外な選手も?
はじめに
プロ野球も交流戦が始まりましたね。
昨年は、コロナの関係で交流戦も行われませんでした。
交流戦は、各チーム3試合か×6球団(ホーム3試合・ビジター3試合)が
行われます。
2005年から始まった交流戦は圧倒的にパリーグが勝ち越してますね。
交流戦ではMVPも選ばれますが、今回はMVPを獲得した意外な選手を紹介したいと思います。
2016年のMVP・城所龍磨
走攻守すべての面で勝率1位に貢献
城所は交流戦18試合のうち15試合に出場し、打率.415(1位)、5本塁打(5位)、12打点(12位)、6盗塁(3位)という見事な成績を挙げた。
NPBは2009年からMVPの選考理由を公表しており、16年の城所は、「交流戦期間中、12球団最高打率.415を記録。本塁打、盗塁数もベスト10に入り、走攻守すべての面で勝率1位に貢献した」ことが受賞理由となっている。
04年のルーキーイヤーから15年間の現役生活のうち、もっとも試合に出場したのは11年の108試合。しかし、守備固めや代走での出場が多く打席数は30にとどまった。
出典:YouTube
苦労人がMVP
城所は外野守備と走塁のスペシャリストとしてホークス一筋でプレー。守備固めや代走での途中出場が多く、「城所待機中」のキャッチフレーズでも親しまれた。
16年の城所は春先から好調で、交流戦では2番・右翼に定着。その後は打撃の調子を落として再び先発から外されたものの、交流戦の59打席を含む162打席はキャリアハイで、100打席超えはこの年以外にない。
パがセに勝ち越して、さらにソフトバンクが最高勝率でなければ選出されなかったMVP。「待機中」の言葉通り、待ち続けた苦労人に神が舞い降りたような16年の交流戦だった
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