はじめに

みなさんはジャガーという動物をご存知でしょうか?
車のジャガーのモチーフにもされていますよね。
そんなジャガーの生態は意外と知られてないのが現状ですね。
今回はそんなジャガーについて紹介したいと思います。

ジャガー

ジャガーはネコ科の中で、トラ、ライオンに次いで大きく、新大陸唯一のヒョウ属に属します。生息する南アメリカのジャングルでは敵なしで、王者に君臨しています。

ジャガーは標高1,200m以下の森林の水辺や沼沢地に好んで住みます。サバンナや荒地の他、砂漠にも現れます。

脚は短く、頑丈なつくりだがヒョウのように木登りは得意で、泳ぐのも得意です。

ジャガーという名前の由来ですが、アメリカ先住民の言葉で「ヤガー」=「一突きで殺す者」という意味からつけられています。

強力なアゴ

ジャガーは昼夜共に活動するが、主として夜行性で、夕暮れや明け方近くには特に活発に活動します。

繁殖期以外は単独で生活していて、獲物はアグーチやカピバラなどのげっ歯類や、ペッカリーやバク、シカなどの有蹄類、更にアライグマやナマケモノ、アルマジロ、サル類といったものも捕らえます。

しかし、ジャガーは地上性の動物だが、泳ぎも巧みで、水に入ることを厭わず、川で魚を取ったり、カメやカイマンなども捕らえ、何でも食べます。
また、がっしりとして重々しい体格であるにもかかわらず、身軽で、ヒョウと同じように木登りもうまいです。

ジャガーはトラやライオンのように獲物の首を噛んだりするよりも、カピバラやペッカリーなどに対しては、前足ではたき倒して捕らえます。
この前足での攻撃は強力で、一撃で相手を倒すといわれています。
ジャガーは顎の力も強く、カイマンの頭を噛み砕くほどでの力をもっています。

大型の獲物を倒した時などは、食べきれないものを茂みの中に隠したりして、次の日に食べに来る習性があるが、これはヒョウやピューマなど、他のネコ科の動物にも見られます。

最後に

どうでしたか?
ライオンやトラに次いで大きいのがジャガーって知ってましたか?
名前は聞いた事ある動物でも、生態などを知る事で新しい発見もあるかと思います。

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