お肌がカサカサでうるおい不足な乾燥肌。
乾燥のシーズンがやってきますが、一生懸命スキンケアしても改善されないという方も多いのではないでしょうか。
今回は内側からも乾燥肌の乾燥肌ケアを紹介していきます。

どんな状態が乾燥肌といえるのか

1.角質細胞間脂質(保湿力:全体の約80%)

肌の保湿という面で一番大切な要素で、レンガとレンガの隙間を埋めるセメントのような役割で、角質細胞間の隙間を埋め、外からの刺激や内からの水分蒸発などを防ぐ機能があります。

細胞内にあるセラミドやコレステロールからできています。

2.天然保湿因子=NMF(保湿力:全体の18%程度)

柔軟性やハリなどの弾力のある肌をつくるための水分を抱え込んでくれる機能があります。アミノ酸類や乳酸、尿素といった成分で構成され、角質細胞内のタンパク質が角質層へ上がる過程でNMFに変化します。

3.皮脂膜(保湿力:全体の2%程度)

角質の剥がれや肌の水分が蒸発するのを防ぎ、お肌を滑らかにしてくれる機能があり、皮脂と汗によってできています。

これらの水分を保ちながら、表皮の基底層で新しい細胞が作られ、肌細胞を成熟させながら皮膚の表面へ上がって、古い角質は垢となって剥がれます。

このサイクルををターンオーバーと言います。これにより、正常な肌であれば、細胞が隙間なく均等に並ぶのです。

しかし、肌が乾燥した状態だと肌の奥で作られた新しい細胞が十分に成熟しないまま肌の表面へ上がってくるターンオーバーの異常を引き起こします。

それにより、肌の細胞は不揃いになり、肌の内側を守るバリア機能が失われていることで乾燥肌になるのです。

内側から乾燥肌をケアしてくれる食材

乾燥肌には、ビタミンA・C・Eやβ-カロテン、たんぱく質といった成分が効果的と言われています。

そんな栄養素を摂取できる食材はどんなものがあるのでしょうか?

1.卵

栄養素が豊富な卵。タンパク質とビタミンAが含まれています。

2.納豆

タンパク質とビタミンEに加え、肌の調子を整えてくれるポリアミンという成分も含まれています。

3.アボカド

女性に人気の食材でもあるアボカド。栄養価が高いことでも知られています。そんなアボカドにはビタミンE・Cのビタミン群と体内で体内で変換されることでビタミンAと同じ働きをするβ-カロテンが含まれています。

4.パプリカ(黄や赤)

ピーマンよりもビタミンCが豊富で、アボカド同様、ビタミンEやβ-カロテンが含まれています。

5.いわし

タンパク質とビタミンAを豊富ないわし。青魚に含まれるDHAやEPAといった不飽和脂肪酸も乾燥肌に良いと言われています。

表面だけのケアではなく、体内からも乾燥肌を改善しましょう。

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