~今年始めたい資産運用は「株式」「定期預金」「NISA」~

今回の調査では2020年の目標貯蓄額とその理由、現在の貯蓄額、資産運用の実施状況など、様々な項目に回答いただきました。

その結果、ビジネスパーソンの 37.6%が資産運用を行っていること、一方で5人に1人(17.4%)は貯蓄ゼロであること、貯蓄をする目的は全体の約半数が「老後資金のため」など、ビジネスパーソンの資産状況の実態が見て取れる調査結果になっています。

2020 年、目標貯蓄額は?

年始には毎年、目標を設定する人が多いもの。
今年は2020年と節目のタイミングのため、よりこうした傾向は強いと考えられます。

そこで、目標の一つとして、2020年の1年間で目標とする貯蓄額を質問しました。

結果、最も回答数が多かったのは「100万円以上200万円未満(26.6%)」、続いて多
かったのは、「50万円以上100万円未満(24.2%)」でした。

中には1,000万円以上貯めたいと思っている人(4.6%)もおり、節目の年だけあって、それなりにお金を貯めたいと考えている人が多いということがわかりました。

また、貯蓄の理由を質問したところ、半数近くが回答したのは「老後資金(47.4%)」。
続いて、「旅行(32.7%)」「趣味(29.4%)」でした。

昨年は特に「老後2000万円問題」が大きく話題となったこともあってか、老後に資金が必要、という認識はこれまで以上に浸透しているようです。
それ以外にも1年という短いスパンでの目標のためか「旅行(32.7%)」や「趣味(29.4%)」のために貯蓄したい、という回答も多く見られました。

10年後の目標貯蓄額「1,000万円以上3,000万円未満」と回答した人が25%

2020年の目標に加えて10年後の2030年までの目標貯蓄額も質問しました。

最も多かったのは、「1,000万円以上3,000万円未満」。
まさに2,000万円前後が必要・貯めなければならないという認識を持っている人は多いようです。

また、3億円以上というかなりの高額な目標の方も1.6%いました。

さらに、貯蓄の理由についても質問。
2020年の1年間に貯蓄したい理由と同様に「老後資金(58.5%)」と回答した人が最も多いという結果になりました。
続いて、「怪我や病気の備え(31.7%)」が多く、10年という単位だと、将来に対する不安から貯蓄が必要、と考える傾向がより強まるようです。

年100万・10年で1000万という目標はあれど・・・

2020年1年で100万~200万、10年で1000万~3000万貯めたい人が最多という中、現時点での貯蓄額を質問したところ、最も多かったのは「貯蓄ゼロ(17.4%)」で、続いて多かったのが、「10万円以上50万円未満(14.4%)」でした。

「老後のためにこのくらい貯めたい・必要だ」という認識を持っている人が多い一方で、現時点では貯蓄出来ていない人が少なくないということがわかりました。

例えばほぼ0から始めて10年間で1,000万円の資産を形成しようとすると、月に約8.5万円を貯蓄に回していく必要があります。

話題の“2,000 万”にもなると、約17万必要です。
月17万もの貯蓄をし続けるのはかなりの収入がないと困難なため、立てた目標を達成するためには、資産運用を検討する必要がある、と言えそうです。

ビジネスパーソンの37.6%が資産運用を行っている。「株式」「投資信託」が人気

人生100年時代と言われ出して以降、年々資産運用に対する注目が集まっていると言われていますが、実際に資産運用を行っている人はどの程度いるのかを調査しました。

その結果、37.6%が現在資産運用をしているということが分かりました。
どういった商品で運用を行っているかを聞くと、最も多かったのは「株式(55.3%)」。
続いて、「投資信託(47.9%)」「定期預金(39.4%)」という結果になりました。

現在資産運用を行っていない人でも、約半数は、興味を持っている

62.4%の人が資産運用を行っていないことが明らかになりましたが、資産運用に興味があるかどうかを質問すると、約半数の人が興味は持っているということがわかりました。

興味を持ちながらも手を出せていない理由を探るべく、資産運用のイメージを質問すると、「リスクがある(68.9%)」「知識がないと失敗する(68.3%)」「難しい(33.3%)」といった、ネガティブな印象に多くの票が集まりました。

「楽しい」と回答した人については、現在資産運用をしていない人についてはわずか2.2%であったのに対し、現在資産運用をしている人に同じ質問をしてみると5人に1人は「楽しい」と回答しました。

リスクに不安を感じる人が多いものの、一度やってみると楽しみながらやれている人も一定数いるということがわかりました。

2020年に始めたい資産運用は「株式」「定期預金」「NISA」

「2020年に始めたい資産運用商品」を聞いたところ、「株式(36.0%)」が最も高い割合を占め、2番目に多かった「定期預金(25.4%)」に10ポイント以上の差をつけました。
続いて、最近よく聞かれるようになった「NISA(20.2%)」「投資信託(16.6%)」「iDeco・確定拠出年金(16.4%)」でした。

未だ、定期預金は根強い人気と言えますが、貯蓄から投資の流れが伺える結果になったと言えます。

年収が高い人ほど、資産運用を行っている人の割合が高い

資産形成状況と資産運用経験の有無の相関を探るために、資産運用経験の有無を年収別に比較しました。

年収「200万円~400万円未満」、「400万円以上~600万円未満」、「600万円以上」で比べたところ、年収が高くなるほど資産運用を行っている割合が高くなるという事実が明らかになりました。

また、「資産運用を行っていない」と回答した人を、年齢別に細分化してみたところ、20代・30代・40代のいずれにおいても、やはり「200万円以上~400万円未満」の割合が最も高いという結果になりました。

投資は余裕資金が大前提というだけに、“資産運用イコールまとまった資金が必要“とのイメージが先行しているかもしれませんが、積立投資信託やミニ株と呼ばれる単元未満株であれば、数百円単位で行えるものもあります。

資産形成の為の資産運用ですから、今まとまった資産がないから投資をしない。となっては本末転倒といえます。
無理なくコツコツ増やしていく、という考え方で今出来る方法を検討してみるとよいかもしれません。

資産運用を始める前に知っておきたいこと

2020年に始めたい資産運用の上位に入った、「株式」「NISA」「投資信託」ですが、いずれも銀行や証券会社を選んで口座開設を行う必要があります。

特に証券口座を選ぶ前にきちんと確認しておきたいのが、“証券口座への入金方法”です。

実際に、株や投資信託を購入する場合、証券口座に都度別の銀行から振込入金する必要がありますが、証券会社によって操作に手間がかかったり、さらに都度振込手数料が発生するなどの場合があります。
積立投資信託などの場合、入金回数が必然的に多くなるので、入金が面倒で投資をやめてしまった、そのようなことがないように事前にリサーチしておきたいポイントです。

例えば、じぶん銀行とauカブコム証券なら、口座振替設定を行うことで、積立投資信託の購入などで、auカブコム証券口座の残高が不足した場合、じぶん銀行口座から購入資金を自動取寄せすることが出来ます。
その際の手数料は無料で、さらに口振設定を行うことでじぶん銀行の普通預金の金利優遇が受けられるなどのメリットがあります。
使い勝手のいい証券口座選びも、投資を続ける1要素になりますので、始める前にしっかり確認しておきましょう。

■じぶん銀行について

じぶん銀行は、KDDIと三菱UFJ銀行が共同出資して設立したインターネット銀行です。
ネット銀行ならではの魅力的な金利の定期預金、外貨預金、住宅ローン、カードローンなど原則24時間365日いつでもお取り引きが可能です。

特徴

■預金や外貨、ローンまで、すべてのサービスがスマホで完結。
いつでもどこでもスムーズに。

■KDDIと三菱UFJ銀行がつくった銀行だから サービスとセキュリティに自信あり。

■店舗を持たないネット銀行だから実現できる魅力的な金利とおトクな手数料。

■じぶんにピッタリの情報がタイミングよく届く。 使えば使うほど、どんどん役立つ存在に。

【会社概要】

会社名 :株式会社じぶん銀行
所在地 :東京都中央区日本橋1丁目19番1号 日本橋ダイヤビルディング 14階
代表者名:代表取締役社長 臼井 朋貴
     代表取締役副社長 井上 利弘

株主構成:au フィナンシャルホールディングス株式会社 63.8%
     株式会社三菱UFJ銀行 36.2%

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