イベントレポート

スペシャルゲストとして、先般開催されたドーハ世界陸上で400mリレーに出場し、日本を決勝に導く軽快な走りを見せた小池祐貴選手が参加し、約100名の子どもたちと存分に走りを楽しみました。

参加した子どもたちは、小池選手や講師の川面聡太氏から早く走るコツを教わったり、小池選手と走ったりすること通して、“走ることの楽しさ”を体感している様子でした。

その後のトークショーで小池選手は「自身が小さい頃は『かけっこアタックZERO』のような企画はなかったので、もしこのような企画があればもっと早く走れるようになっていたかもしれない」と少々悔しそうな表情で語っていました。

■試合前に小池選手が実際に行うストレッチを披露。

MCの呼びかけのもと、小池選手が登場。
会場の子どもたちからの大きな歓声に、少々照れくさそうな笑みを浮かべながら
「皆さんこんにちは。今日は短い時間ですが皆さんと一緒に楽しみたいと思います、宜しくお願いします。」と挨拶し、ウォーミングアップがスタート。

途中、川面講師からの「小池選手は練習前どのようなストレッチを行なっているのですか?」という問いかけに対し
「太ももの裏側を伸ばすために、足を曲げて上体をぐっと前にかがめるストレッチをします」と実際に身体を動かしながら披露すると、子どもたちも必死に真似をしていました。

その後、スキップやジャンプなどのドリルトレーニングを行い、25m計測に向け充分に身体を温めました。

今回習ったことを実践する場である25m計測では、始めに小池選手がデモンストレーションを実施しました。

子どもたちが息を呑んで見つめる中、颯爽とスタートを切るとそのまま軽快な走りでゴール。

子どもたちが思わず「すごーい!」と声を上げる、圧巻の走りを見せました。
その後、子どもたちが順番に走り始めると、小池選手は川面講師とともに「腕を振って!」「頑張って!」と、大きな声でエールを贈りました。

子どもたちはその声に応えるように一生懸命ゴールに向かってダッシュしていました。

■小池選手、汚れ落とし体験 “しゃぶしゃぶ実験”に大興奮。子どもたちからの応援メッセージ ボードのサプライズに歓喜!

かけっこ教室後のトークショーで、陸上競技を始めたきっかけを聞かれると、小池選手は「中学までは野球をやっていたのですが、盗塁など走力が活きる技が上手だったこともあり、高校から陸上を始めました。」と、実は野球少年だったことを明かし、子どもたちはビックリした表情を見せていました。

続いて、将来の目標を尋ねられた小池選手。「60m、100m、200mのいずれかの個人種目で世界一になりたいです」と、子どもたちに、大きな目標を語りました。

大学時代の話になり「どのぐらい練習をしていましたか?」という質問には「多いときには1日3時間びっしり練習しています。」とハードに練習していたことをアピール。

続いて、練習着は自身で洗っていたかどうかを尋ねられると「もちろん自身で洗っていました。
一人暮らしだったので、自分の分は自分で洗濯しなければならず、大変でした」と、洗たくには苦労していたことを漏らしました。

その後、洗たく物の汚れ落とし体験である“しゃぶしゃぶ実験”に挑戦した小池選手。
ビーカーの中で汚れがついた布をしゃぶしゃぶさせると汚れが上に上がってくる様子に、驚いた表情を浮かべる子どもたちと同様に、小池選手は「こんなに簡単に汚れが落ちるなんて驚きですね!」と言いながら、しゃぶしゃぶ実験を楽しんでいました。

トークショーの最後には、小池選手へのサプライズプレゼントとして、参加者の子どもたちからの応援メッセージが寄せられた巨大ボードが贈呈されました。

これには小池選手も「こんな素敵なプレゼントを用意してもらえるなんて、本当に嬉しいです!」と喜んでいる様子でした。

■小池選手への子どもたちからのQ&A

Q. 試合前に緊張したときは、いつもどうしていますか。
A. いつも音楽を聞いて口ずさんだり、本を読むなど一旦なにかに没頭して緊張を忘れるようにしています。
ただ、僕は緊張したほうがパフォーマンスが出せるタイプなので、試合前には緊張モードに気持ちを入れ直します。

Q. いつもやっている練習で一番キツいものはなんですか。
A. 100mの往復走です。100m走っては5秒休んで、すぐにもう1本走るというのを繰り返す練習です。
多いときには、1日に10セット行うときもあります。
この間、同僚とこの練習をした際、同僚は3セットでギブアップしていました。それくらいキツい練習なんです。

Q. 100m走の後半が苦手なのですが、克服する方法はありますか。
A. 50~60m地点で、トップスピードに入ると思うのですが、この時にこれ以上スピードをあげようとするのではなく、このスピードをキープする意識で走ると、バテることなく走り抜けることができますよ!

<かけっこアタックとは>

子ども向けかけっこ指導のプロによるかけっこ教室です。学校の体育などでは教えてくれない、走り方の「コツ」を分かりやすく教えるだけでなく、「走るのが楽しい!」と思っていただけるように、サポートいたします。

<スペシャルゲストプロフィール>

小池 祐貴(こいけ ゆうき)

小池 祐貴(こいけ ゆうき)

競技種目:陸上競技・短距離
出身地 :北海道 小樽市
誕生日 :1995年5月13日(24歳)
所属企業:住友電工
自己ベスト:100m 9秒98/200m 20秒23

小学校、中学校の9年間は野球に取り組み、中学3年の夏まで「エースで4番」の野球選手だったが、「個人競技をやってみたい」という理由から陸上選手に転向。

高校進学後から本格的に陸上競技に取り組み、1年生からすぐに頭角をあらわし始める。桐生祥秀選手との対決は同学年ライバルとして注目されるが、インターハイ・国体ともに勝つことができず高校3年生の日本ジュニア100mでようやく全国タイトルを獲得した。

卒業後は慶応義塾大学に進学し、1年生時の世界ジュニア選手権で初めて世界大会を経験。
日本人史上3人目となる200mファイナルに進出し銀メダルを獲得。
また4×100mRにも出場し、日本勢過去最高となる銀メダル獲得に貢献した。

その後は、怪我に苦しむ期間がありながらも4年生時には慶応義塾大学競走部100代目主将に就任し、最終学年の日本インカレ200mで日本ジュニア以来となる個人タイトルを獲得した。

大学卒業後は、ANA→住友電工に所属し臼井淳一コーチの元競技にはげんでいる。
2018年8月のジャカルタアジア大会200m代表に選出され、20秒23(+0.7)の自己ベストで優勝、同種目において日本勢12年ぶりとなる金メダルを獲得。
同大会の4×400mリレーでは2走で銅メダルを獲得した。

さらに、2019年7月の陸上ダイヤモンドリーグ・ロンドン大会100m決勝では、自己新の9秒98(日本勢3人目の9秒台、歴代2位タイ)をマークし4位に入り、ドーハ世界陸上に向けて期待を抱かせる結果となった。

<講師プロフィール>

川面 聡大(かわつら そうた)

川面 聡大(かわつら そうた)

競技種目:陸上競技・短距離(60m/100m/200m)
出身地 :東京都
誕生日 :1989年6月19日(30歳)
所  属:高島高校→中央大学→ミズノトラッククラブ→アスレティクス・ジャパン

■屋外60m 日本記録保持者 6秒63(2014年)
■2011年 アジア選手権神戸 4×100mR 優勝
■2013年 アジア選手権プネー 4×100mR 2位
■現 東海大学 陸上競技部短距離コーチ

中央大学、実業団(ミズノトラッククラブ)では、国内のみならず日本代表としてアジア大会でも多くの実績を残す。

2019年3月に東海大学大学院を卒業し、現在はミズノトラッククラブを退部後、同大学陸上競技部のコーチとして指導に当たる。

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