グローバル化が進む中、日本の教育では「非認知スキル(EQ※1)」が注目を集めています。

非認知スキルとは自己認識(自信、やり抜く力)、意欲、忍耐力、自制心、社会的適性、創造性、対処能力、性格的な特性といったものの総称で、多くの研究もなされています。

また、早期教育プログラムによって非認知スキルがアップし、成⻑後のコミュニケーション能力の発達、生活改善につながったと言われています。

そこで本プロジェクトでは、スポーツを行うことで得られるこどもの自尊心・協調性・コミュニケーション能力の向上といった面に着目しました。

メガロスは、こどもを対象としたスクール運営で得たリソースと産学連携プロジェクトによる教育プログラムのノウハウを活かし、豊富なスポーツ環境の創出に取り組んできました。

主にこども向けのスクールでは、こどもの発達に合わせた段階別指導や独自の指導方法、近年ではドイツ発祥の運動神経を鍛えるトレーニング、「コーディネーショントレーニング」を取り入れた体育スクール「ミライク」の開発。

さらに2019年2月に、国立大学法人東京学芸大学(所在地:東京都小金井市/学⻑:出口 利定/以下「東京学芸大学」)、NPO法人東京学芸大こども未来研究所(所在地:東京都小金井市/理事⻑:鉄矢 悦朗/以下「東京学芸大こども未来研究所」)と共同研究及び、「新たな教育プログラムの開発」の契約を締結しております。

今回の「こどもみらいプロジェクト」を通して、スポーツによるより一層の「心の豊かなこどもを育む」環境づくりと、中⻑期的にはこどものスポーツの場という枠を超えて、地域、行政、教育機関と連携し、「健康」軸で地域を活性化するという新たな価値を創出してまいります。

(※1)Emotional Intelligence Quotient の略。

幼稚園・保育園のプールにコーチが出向いて水に顔付けができるような練習をしながら行う水遊びを通じて、こどもたちに水の楽しさを教えます。

要望に応じてメガロスのプールでのイベントも実施可能です。

水難事故を防ぐためのイベントです。
こどもたちが洋服のままプールに入り、溺れないように身を守る練習をします。

メガロスでの指導のみならず、小学校での水泳指導も行います。

地域行事の場所提供や、親子体操やレクリエーションのお手伝いができます。

幼稚園・保育園に体育の指導員を派遣。

明るく楽しいレッスンを提供します。園の方針に則ってカリキュラムを作成できるだけでなく、運動センスを育てる「ミライク」の実施も可能です。

その他、地域の皆様のご要望、ニーズに応じて、メガロスのリソースを活用し、心の豊かなこどもを育む環境づくりを目的とした地域へのスポーツ普及活動に、最大限協力してまいります。

運動遊びやスポーツには、仲間と夢中になって課題解決に取り組む体験が多分に含まれており、こどもたちは仲間と身体を動かし取り組む中で創造的で、協働的な問題解決力を育んでいくことができます。

しかし、近年のこどもの運動や遊びをめぐる状況をみると、運動する子としない子の二極化が進んでいます。

遊びの「三つの間」(時間・空間・仲間)の減少、勝利至上主義に基づく特定種目の技術指導偏重のスポーツ環境の肥大など、二極化が進んできた原因は様々指摘されていますが、すべてのこどもたちが自分にあった運動遊びやスポーツを自ら創造し、楽しみ、さまざまな力を身につけていくことができるような機会の提供を作ってまいります。

自尊心や諦めずにやり抜く力、協調性やコミュニケーション能力などは「非認知スキル=EQ」と呼ばれています。

こどもたちが運動をする際には順番を守ったり勝ち負けを受け入れたり、一緒に運動をする友達を尊重する態度が求められることからその育成が期待できます。

メガロスと学芸大学では、運動に親しみながら非認知スキルを伸ばしていける運動プログラムに注目し今ある商品の改善や新プログラムの開発をしています。

「顧客満足を感動と喜びに変える」という企業理念のもと、地域に直営44施設の運営を行うとともに、健康の新たな価値を提供し続ける企業として、スポーツクラブ事業の枠を超えた生活全般にわたる新たなサービスの提供を行い、日々の生活と人生の充実に寄与する企業となることを目指しております。