特別インタビュー「美しさはずっと追求してくこと」

今回の動画は、中山咲月さんがフリーマガジン「TOKYO VOICE」本誌で語った重みをもって紡がれる言葉、アイデンティティと向き合う美しい生きざまにワコールが共感し映像化したものです。

Web上での公開に先がけて、3月8日(金)18:50には人で賑わう渋谷スクランブル交差点大型街頭ビジョン3面と原宿表参道ビジョン1面の計4画面にて一斉オンエアし、いよいよWeb上での公開となります。

動画内では、メンズ服を美しく着こなし、性別を超えた魅力を放つ中山さん自身が大切にしているもの、悩みの先にあったものなど、人生観を語っていただいたようです。

撮影は渋谷・原宿・台場を舞台に行い、中山さんのファッション性に加えて、さまざまな表情を映し出しています。

また、「We are BeauTiful.」の撮影に合わせてインタビューも実施。

恋愛に関する質問に対しては、「自分自身をちゃんと愛せるまでは人を愛せないのかなって思います」というストイックな言葉が、中山さんから飛び出しました。

■コラボ企業 CM「We are BeauTiful.」について

https://www.wacoal.jp/wearebeautiful/

ワコールのコーポレートメッセージ「より美しく」をコミュニケーションするために制作してきた企業CM3部作(第1弾:「what is YOUR Beauty?(2017年)」、第2弾:「女性の人生は下着とともに(2017年)」)の第3弾として、今回新たな映像「We are BeauTiful.」を制作しました。


こちら動画は、モード誌でモデルとして注目を集める中山咲月さんが、自身の性別、恋愛、価値観について率直に語る内容となっています。

渋谷・原宿・台場を背景に映し出される中山さんのファッションや表情に加え、中山さんによって語られる言葉は、性別や年齢を超え、さまざまな人に対して送られるメッセージと言えます。

動画は、3月11日(月)よりWeb上で公開します。

また、3月9日(土)~3月17日(日)の期間、渋谷スクランブル交差点大型街頭ビジョンと原宿表参道ビジョンで30秒CMをオンエアします。

(3月15日~17日は渋谷のみ)

「自分自身をちゃんと愛せるまでは人を愛せない・・・」(中山咲月)

コラボ企業CM「We are BeauTiful.」の撮影に伴い、中山咲月さんへの特別インタビューを実施。

好きなものやこだわり、恋愛、性別に対する考え方など、さまざまなことについて語っていただきました。

Q:「自己紹介してください」と言われた時にどう答えるのか教えてください。

中山:自己紹介する時は、自分にとっては普通のことを言ってるんですけど、それが普通じゃないと捉えられるみたいです。

みんなと同じように好きなことだったり、趣味だったり、好きな色だったりを言っています。

でも、あんまり性別のことには自分からはふれないです。
性別がどっちとかはちゃんと言いません。

Q:モデルに興味を持ったきっかけは何ですか?

中山:まわりの親戚とか友達とかに勧められて、この業界に入ってきたんですけど、最初は正直やめたいって思っていました(笑)

当時はまだ自分のこのスタイルが確立する前で、モデルさんとなると、この服を着てって言われて、着るじゃないですか。

やっぱり可愛らしい服とか、スカートとかが入ってて、その時は何もわからなかったんですけど、服が嫌いだったんですよ。

服を着ることが好きじゃありませんでした。

ただ与えられたものを着るだけって、違和感がずっとあったので、モデルって仕事が嫌な時期がありましたね。

レディスのどんなにかっこいい服を見ても、なんか違うなっていうのがあって。

あれ、なんかちょっと“おかしいかも”って思ったら、やっぱりそこで少し自信がなくなるじゃないですか。
自信がないってことは、多分それが正解じゃないから。

好きな服ってなんだろう”って探し始めて、メンズファッションを初めて見た時に、これ女の人着てないけど私すごい好きだなって思えました。

そういう服着るようになってからは、前向いて歩けるようになったというか。

初めて買った時には親には言わずに、レディスだよって言ってメンズ服買ってました。

Q:言語化すると「ジェンダーレス(無性別)」ってことになってしまうと思うのですが、この言葉で表現できていると思いますか?もしくは他の言葉で説明するとしたらどう説明しますか?

中山:細かく見ていけば、性別ってひとことでまとめても、もう何百通りもあると思っています。

やっぱりひとことで表現するのは難しい。

なので、最初は迷っていました。

どうにかこの私自身を広めていくにあたって、ひとことで表せる言葉が
ないといけないなってずっと思ってたんですが、今はもう言語にとらわれずにありのままで生きています。

「どういう性別なの?」って聞かれた時は、こうで、こういうとこがありますって言った後に、

「中山咲月で覚えてください」

って言えたらいいなって思っています。

同じような悩みを持ってる人がたくさんいるので、そういう時にパッと“中山咲月”を思い浮かべてくれたら嬉しいです。

Q:美しさって何だと思いますか?

中山:私が思う美しさは、ずっと追求してくことだと思います。

自分自身はゴールのない勝負をしてるというか、何かを追いかけてる人ってすごいキラキラしてるじゃないですか。

自分の好きなもの、似合うことに対してずっと突き進んでく姿はすごい美しいって思います。

見た目とか関係なしに誰に何を言われようとも、突き進んでいけるその姿勢っていうのが美しさなんじゃないかなって思います。

Q:いつか人を愛せる時が来ると思いますか?

中山:来ない気がしていますね。

良い意味でも悪い意味でも人にあんまり興味がありません。

結局気がつくと自分自身のことばかり考えてる時間が多いので、自分自身をちゃんと愛せるまでは人を愛せないのかなって思います。

男も女も好きになるわけではないし、恋愛感情が自分の中にないのかもしれないと思って、ネットで調べたんですけど、

“まわり全員が知ってることなのに私だけわからない”って思い調べたら、

同じ悩み持ってる人がたくさんいて、本当にほっとしたというか。
同じように私みたいに何年間も悩んでた人間が少なからず一人は絶対にいるだろうなって思って。

“ふつう”であることが基準にあるけど、私は“違う”けど、“当たりまえ”にこうやって過ごしてるし、なんならすごく“楽しいよ”って思える存在までいけたらいいなと思っています。

■中山咲月さんプロフィール

中山咲月 (なかやま さつき)

1998年生まれ、東京都出身。
13歳でモデルデビュー、雑誌や広告で活躍。

ジェンダーレスなファッションが話題となり、同年代にカリスマ的人気を誇る。
女優としてもドラマ・映画・舞台など活躍の場を広げている。

主な出演作品
●TBS 系ドラマ「中学聖日記」青山更紗役

●映画「ヌヌ子の聖★戦~HARAJUKU STORY~」久保昭久役

●Y!mobile 放課後ドラマシリーズ「パラレルスクール DAYS」和仁留薫役

■制作スタッフ情報

監督:洞内広樹(株式会社 電通クリエーティブ X)
撮影:北岡稔章
音楽:伊東正美

プロデューサー:森口康成(TOKYO VOICE)
        芳我理世(株式会社 電通クリエーティブ X)

クリエイティブディレクター:山本由樹(TOKYO VOICE)

制作統括:久保田美栄(株式会社 フラッガーテン)
     加賀美伸一(株式会社 フラッガーテン)

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