新成人の運転免許保有率は 61.5%、マイカー所有率は 16.7%

ソニー損保調べ

ソニー損害保険株式会社は今年の新成人に対し、新成人のカーライフ意識調査をインターネットリサーチで実施いたしました。今年の新成人(1998年4月2日~1999年4月1日生ま)1,000名に、普通自動車運転免許の保有状況を聞いたところ、「普通自動車免許を持っている(オートマ限定)」は41.1%、「普通自動車免許を持っている(マニュアル)」は20.4%で、合計した『運転免許の保有率』は61.5%となりました。また、「現在、教習所へ通っている(オートマ限定)」は2.1%、「現在、教習所へ通っている(マニュアル)」は0.9%、「時期は決まっていないが、取得予定」は21.2%となり、合計した『運転免許の取得予定者』の割合は24.2%でした。『運転免許の保有率』を居住地別にみると、都市部(※1)では51.8%、地方では64.3%と、地方のほうが12.5ポイント高くなりました。

(※1:市・区における人口ランキングの上位都市である、北海道札幌市、東京都23区、神奈川県横浜市、愛知県名古屋市、京都府京都市、大阪府大阪市、兵庫県神戸市、福岡県福岡市を「都市部」とし、それ以外を「地方」としました。)

ソニー損保調べ

次に、全回答者1,000名に、車(バイクを除く)の所有状況と購入意向を聞いたところ、「自分の車を持っている」は16.7%となりました。また、「自分の車を購入する予定がある」は8.7%、「購入する予定はないが、いずれは欲しい」は44.9%で、合計した『購入予定または意向あり』は53.6%となりました。現在は車を持っていないものの、いずれはマイカーを手に入れたいという方は多いようです。 マイカー所有率(「自分の車を持っている」の割合)を居住地別にみると、都市部では8.0%、地方では19.2%となり、地方のほうが高い結果となりました。

同年代で車を所有している人はカッコイイ」新成人の50.0%があこがれ抱く

ソニー損保調べ

全回答者1,000名に、車に関する意識について、それぞれどの程度あてはまるか聞きました。まず、≪車に興味がある≫では、『あてはまる』(「とてもあてはまる」と「ややあてはまる」の合計)が48.5%、『あてはまらない』(「全くあてはまらない」と「あまりあてはまらない」の合計)が28.0%となりました。また、≪同年代で車を所有している人はカッコイイと思う≫では、『あてはまる』が50.0%、『あてはまらない』が20.3%でした。どちらも『あてはまる』が多数派となり、車に興味やあこがれを持っている新成人が多いことがわかりました。

また、≪車に乗る必要性を感じない≫では、『あてはまる』が26.8%、『あてはまらない』が54.9%となりました。居住地別にみると、『あてはまる』の割合は、都市部では34.4%、地方では24.6%と、都市部のほうが9.8ポイント高くなりました。鉄道やバスなどの交通網が発達している都市部では、地方と比べて車の必要性を感じないという方が多いようです。 ≪メーカーにもっと若者向けの車を作ってほしい≫では、『あてはまる』が49.3%、『あてはまらない』が19.2%となりました。若者の好みに合った車が選択肢として登場すれば、車の購入に積極的になる新成人が増えそうです。 そのほか、≪車を所有する経済的な余裕がない≫では『あてはまる』が61.8%となりました。経済的な負担を感じ、車の所有を断念している新成人が少なくないようです。

「レンタカー・カーシェアの利用で車を欲しい気持ちが強くなった」利用経験者の4割

ソニー損保調べ

続いて、免許を持っている方615名に、レンタカーやカーシェアリングの利用実態について質問を行いました。まず、レンタカーを利用したことがあるか聞いたところ、「ある」は31.9%となりました。利用率(「ある」の割合)を居住地別にみると、都市部では38.8%、地方では30.3%で、都市部のほうが高くなりました。

また近年、会員間で車を共同利用するカーシェアリングのサービスも普及しつつありますが、カーシェアリングを利用したことがあるか聞いたところ、「ある」は8.9%となりました。レンタカーまたはカーシェアリングのいずれか1つでも利用したことがある方215名に、≪車を購入する前の試し乗りとしてレンタカーやカーシェアリングを利用したこと≫があるか聞いたところ、「ある」は14.9%となりました。レンタカーやカーシェアリング利用者のなかには、気になる車の乗り心地を試しているという方もいるようです。また、≪レンタカーやカーシェアリングを利用したことで、車を欲しいと思う気持ちが強くなったこと≫があるか聞いたところ、「ある」は40.0%となりました。「ある」の割合を男女別にみると、男性47.6%、女性29.2%となり、利用した男性の半数近くが、車が欲しいという気持ちが強まる経験をしていたことがわかりました。さらに、≪レンタカーやカーシェアリングで乗った車が気に入り、同じ車を欲しいと思ったこと≫があるか聞いたところ、「ある」は24.7%と、4人に1人の割合でした。「ある」の割合を男女別にみると、男性30.2%、女性16.9%となりました。

将来いつかは購入したい、新成人があこがれる車 1位「BMW」

ソニー損保調べ

今年の新成人には、どのような車が人気となっているのでしょうか。
運転免許保有者と取得予定者857名のうち、『車の所有に肯定的』な691名に、20歳のうちに車を購入するならどの車が欲しいか聞いたところ、1位は「アクア(トヨタ)」(18.8%)、2位は「ノート(日産)」(16.8%)、3位は「フォルクスワーゲン(Golf/Poloなど)」(11.1%)、4位は「キューブ(日産)」(10.7%)、5位は「プリウス(トヨタ)」(9.4%)となりました(※2)。男女別にみると、男性では1位「アクア(トヨタ)」(22.2%)、2位「ノート(日産)」(18.4%)、3位「プリウス(トヨタ)」(12.6%)、4位「フォルクスワーゲン(Golf/Poloなど)」(11.8%)、5位「BMW(1シリーズ/3シリーズなど)」「ヴィッツ(トヨタ)」(同率9.6%)となりました。他方、女性では1位「アクア(トヨタ)」「ノート(日産)」(同率14.8%)、3位「キューブ(日産)」(13.2%)、4位「ラパン(スズキ)」(12.3%)、5位「フォルクスワーゲン(Golf/Poloなど)」「マーチ(日産)」(同率10.4%)となりました。「アクア(トヨタ)」は男女どちらからも人気が高い結果となりました。

ソニー損保調べ

また、将来いつかは購入したいと思うあこがれの車を聞いたところ、1位は「BMW(1シリーズ/3シリーズなど)」(17.1%)、2位は「レクサス(LX/NXなど)」(14.2%)、3位は「メルセデスベンツ(Aクラス/Cクラスなど)」(13.6%)、4位は「フォルクスワーゲン(Golf/Poloなど)」(12.9%)、5位は「ポルシェ(911 Carrera/Macanなど)」(12.0%)となりました。若者の車離れが懸念されている中、憧れの車がある新成人もいるという結果を見て未来が明るくなったように感じますね。

(※2:海外メーカーの自動車やレクサスなどの高級車ブランドは、車種別ではなく、メーカー(ブランド)別で選択肢を提示し、聴取しました。)

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