食材には色々な栄養素が含まれています。その栄養を摂る為に、私たちはさまざまなものを食べています。

しかし身体にいいといわれていても、一緒に食べることでその栄養や効能が失われることもある食材があります。
今回は食べ合わせが良くないよ食材をまとめてみました。

ゆで卵とほうれん草

ほうれん草と卵の組合せ料理は良くありますし、栄養分の組合せもいいのです。
ほうれん草の鉄分をしっかり吸収するために、卵のたんぱく質やビタミンCが効果的に働いてくれるのです。
ほうれん草と卵を使う料理なら、ゆで卵ではなく、ほうれん草に落とし卵、やスクランブルエッグがいいです。

ゆで卵が良くないのは、卵の硫黄分を含んだアミノ酸が、熱を加えられることで、硫化水素に変わるのです。この硫化水素は鉄分の吸収を半減させてしまうからです。
でも、「ゆで卵とほうれん草」という組み合わせで食べることは少ないですよね。

レンコンと大豆

レンコンと大豆といえば、両方ともお惣菜によく使われる食材ですね。
スーパなどの惣菜コーナーでも煮物などに使われているのを見かけます。

2つとも栄養豊富で優れた食材なのですが、この2つを同時に食べると、せっかくの栄養が台無しになってしまいます。
レンコンが大豆の鉄分などの吸収を阻害しますし、腸内の環境が悪くなります。これではレンコンの食物繊維が無意味になってしまいます。煮豆やおつまみの枝豆などを献立にするときは、レンコンの料理を避けましょう。

ちなみに、レバーなどもレンコンによって栄養素の吸収が悪くなります。

トマトとキュウリ

サラダの常連であるこの2つの野菜、実は同時に食べるとトマトのビタミンCをキュウリに含まれているアスコルビナーゼという酵素が壊してしまうのです。
絶対に1度はやったことのある組み合わせではありませんか?
 
体調を壊すことこそありませんが、栄養素の吸収的に考えるととても損をしている食べ方だといえます。
このアスコルビナーゼという酵素は熱と酸に弱い性質を持っていますので、どうしても2つを1度に食べたい場合は、マヨネーズをかけたりお酢の入ったドレッシングを使うようにしましょう。

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