ダンスとコミュニケーションに関する調査

【ADK生活者総合調査2018】

ダンス必修化から10年がたち、ダンスが若い世代を中心に定着しつつあるなか、10~60代の、男女15,343名を対象に行った「ダンスとコミュニケーションに関する調査」では、ダンスをやっている人の9割以上が「友人・仲間とのコミュニケーションを大切にしたい」と回答しました。まず、〈ダンスをやっている人〉と〈やっていない人〉との間には、どのような違いがあるのでしょうか。オフィスワーカーという条件の下、〈趣味でダンスをやっている人〉と〈ダンスをやっていない人〉にアンケートを実施したところ、コミュニケーションに対する意識の差が、明らかになりました。まず、「友人・仲間とのコミュニケーションを大切にしたい」と回答した割合は〈ダンスをやっている人〉では91.3%、〈ダンスをやっていない人〉では76.5%と、大きな差が見られます。

【ADK生活者総合調査2018】

また、「知らない人ともすぐ親しくなれる」と回答した人の割合についても、〈ダンスをやっている人〉は、62.3%と、〈ダンスをやっていない人〉の41.1%を大きく上回りました。ダンスには他者との交流に対する興味を高めたり、積極性を育んだりする効果があるのでしょうか。

コミュニケーションへの意識について年齢別で調査

【ADK生活者総合調査2018】

さらに、ダンスは年収にも影響を及ぼす可能性があります。年収700万円以上の人の割合を見ると、コミュニケーション能力の高い人は20.6%、コミュニケーション能力の低い人は12.9%。コミュニケーション能力は年収にも影響を及ぼしています。ダンスにコミュニケーション能力を高める効果があるのであれば、ダンスをすることで、年収が上がる可能性もあるということになります。ダンスとコミュニケーション能力の関係性を、より深く分析するため、ダンス経験に差があると考えられる「年齢別」でコミュニケーションへの意識について調査を行っておりました。調査では、「友人と深く付き合いたい」と回答した人は、15~19歳で77.9%、20~29歳で74.4%、30~39歳で67.0%と、年齢が若いほど、割合が高くなる傾向が見られました。

【ADK生活者総合調査2018】

また、「自分の能力や才能を認めてもらいたい」と回答した人の割合も、15~19歳で78.1%、20~29歳で75.8%、30~39歳で67.6%と、年齢が下がるごとに高くなっていく傾向にありました。

8割以上が、コミュニケーション能力の向上を実感しているアプリ

動画共有コミュニティアプリ「TikTok」は誰もがクリエイターになることを可能にし、自分たちのビデオを通じてクリエイティブな表現と情熱をシェアしてもらえることを手助けするアプリで、米国カリフォルニア州ロサンゼルスに拠点として、グローバルではロンドン、東京、ソウル、上海、北京、シンガポール、ジャカルタ、ムンバイ、モスクワ等にオフィスを展開。2018年はじめには世界で最もダウンロードされたアプリの一つとなった話題のアプリです。

【TikTokイベント来場者調査】

【TikTokイベント来場者調査】

気軽にダンスを楽しむきっかけを提供しているアプリ「TikTok」のユーザーに、使い始める前と、使い始めた後の性格の変化について尋ねてみると、驚くべき結果が明らかになりました。なんと、8割以上のTikTokユーザーが使用前と比べて、「性格が明るくなった」「新しい友達ができた」と回答。さらに、「人前で何かすることへの抵抗感が薄まった」と回答した人も9割を超える結果となりました。ダンスをすることによって、「自分を見てほしい」「自分の能力や才能を認めてほしい」といった欲求が高まるのかもしれません。以前は、ダンスは、習っている人や上手な人が楽しみ、披露するものとされてきましたが、現在では「TikTok」などを利用し、誰でも気軽にダンスを楽しむことができます。人見知りの人や人前で何かをするのが不得意な人は、TikTokダンスを通して、克服することができるかもしれません。

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