大豆を食べるなら「蒸し大豆」!!

「大豆」を食べるとなると、水で戻して煮るか、水煮大豆を買ってくることが多いと思いますが、大豆は水で煮るとたんぱく質などの栄養素が流れ出てしまい、同時にうま味も落ちてしまうそうです。

その一方、「蒸し大豆」は、大豆を蒸気に当てて加熱しているため、ゆで汁に大豆の栄養が溶け出してしまう事がなく、大豆の栄養をそのまま取り入れることができます。その製法のため、含まれる栄養は全般的に他の大豆製品より高くなっているそうです。

水煮大豆と比べて、栄養素や旨味が残っている!

水煮大豆は、大豆をお湯で長時間煮ている間に、たんぱく質やイソフラボンなど様々な栄養素が水の中に溶け出してしまいます。その点、水蒸気で加熱する「蒸す」という調理法なら、水に溶け出しやすい栄養素や機能性成分が多く残っています。また、うま味成分も逃さないので、「蒸し大豆」には素材の味が生きていて、そのまま食べても美味しく、栄養豊富なんです。

納豆と比べて、「オリゴ糖」が残っている!

大豆に含まれるオリゴ糖は、腸内の善玉菌のえさとなって、便秘解消や腸内環境を改善する働きをもっています。ところが、納豆は発酵の過程で納豆菌がオリゴ糖をエサとして使ってしまうため、私たちが食べるときには、含有量が減ってしまっているのです。

同じように、内臓脂肪や中性脂肪の減少に効果的と言われるβ―コングリシニンという成分も、納豆の発酵の過程で多くが分解されてしまいますが、「蒸し大豆」には発酵の過程では減ってしまう栄養素もしっかり残っているのです。

豆腐・豆乳と比べて、「食物繊維」が残っている!

豆乳や豆腐は、調理過程で食物繊維が豊富な「おから」を棄ててしまいます。なので、大豆製品のなかでも栄養成分は少なめ。食べやすくておいしいですが、大豆の栄養成分を摂ろうと思ったときには、効率がよくありません。 これと比べ、調理過程上「蒸し大豆」は豊富な食物繊維も残っているのです。

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