スポーツ人口の増加と糖分の過剰摂取

文部科学省の「体力・スポーツに関する世論調査」によると2013年には約80%の人が何らかの運動、スポーツを実施しています。開催中のサッカーW杯をはじめ、2019年にはラグビーW杯、2020年には東京オリンピックとこれから大きなスポーツイベントが続くので人々のスポーツへの関心はさらに高まることが予想されます。

スポーツを観戦して自分も体を動かしたいと思った人にも、健康目的でスポーツを楽しむ人にも注意が必要なのが水分補給時の糖分の摂りすぎです。過剰に摂取してしまうと急性の糖尿病に似た症状になる危険性があります。また、気温が上昇するこれからの季節は日常やスポーツ時の熱中症にも気をつけなければいけません。

糖分の過剰摂取予防、熱中症予防に効果的なのがミネラル入りのむぎ茶です。

血流改善効果と運動時の血圧上昇抑制効果

夏の風物詩と言っても過言ではないミネラル入りむぎ茶。夏に飲用するのには理由があります。ミネラル入りのむぎ茶は無糖でミネラルを補給できる「無糖のスポーツドリンク」と言えます。ミネラル入りむぎ茶の健康価値である「血流改善効果」によって血液がサラサラになり筋肉への血流量・酸素輸送量が増加することで持久性運動能力の向上が期待できます。「運動時の血圧上昇抑制効果」は、血圧の上昇を抑えるため無駄なエネルギー消費の抑制に繋がります。このことからアスリートには日常的に体調を整えるための「コンディショニング飲料」としてミネラル入りむぎ茶を継続飲用することを薦めているようです。

実際に駅伝の強豪・東洋大学ではミネラル入りむぎ茶を「コンディショニング飲料」として取り入れています。その理由は「練習だけではなく、日常生活でのコンディション作りがレースの結果を大きく左右するため、体調に大きく関わる食事管理の大切さを選手には指導している」とのことです。実際に飲んでいる選手たちも「甘くなくスッキリしていて飲みやすいので、練習時でも抵抗なく飲むことができます」と話しています。

選手のコンディション作りに「ミネラル入りむぎ茶」が貢献

ミネラル入りむぎ茶は「点滴飲み」が効果的

暑い季節は喉が乾くと250ml分くらいは一気に飲んでしまうのではないでしょうか?
実は水分とミネラル補給は一気に行っても血液内に吸収された時にしか効果がありません。飲み方としては少しずつ継続的に飲む「点滴飲み」が効果的のようです。熱中症は発生した当日の水分とミネラル不足から起こるのではなく数日前からの不足が原因で発生するそうです。熱中症はなった瞬間の水分、ミネラル不足で起こるものという認識を持っていたので意外でした。常日頃から意識的にミネラル補給を心がけなければいけませんね。

熱中症による救急搬送者は49,583人

日本の夏は湿度が高いため熱中症になりやすい環境にあります。
総務省消防庁による「熱中症による緊急搬送者の推移」では昨年49,583人もの人が熱中症で病院へ運ばれております。ミネラル入りむぎ茶は「血流改善効果」以外にも体の余分な熱を奪い体の内部体温を低下させる「体温下降効果」というものがあります。健常な男性による体温下降の調査では腹部、胸部の体温がミネラル入りむぎ茶を飲むことで1.7℃下がりました。

腹部・胸部の体温が1.7℃下がったが、手先などでの変化はなし。
冷え性の方でも安心してお飲みいただけます。

活発に運動する人のみならず、暑い夏を過ごす全ての人もミネラル不足にならないよう心掛けが必要です。今年の夏も水分補給、熱中症対策に冷たいミネラル入りむぎ茶には大活躍してほしいですね。

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