今週日曜日には中京競馬場にて第54回金鯱賞が開催されます。パッと今回のメンツを見た感じでは、とても予想が難しい!というのが正直な感想です。ここまでヤマカツエースが2連覇を成し遂げているので、普通に考えれば考えるほどヤマカツエースえお軸に思いたくなるところにサトノダイヤモンの復帰戦。ここに勢いあるスワーヴリチャードとブレスジャーニーといった4歳馬勢も参戦。どうしたら良いものか?というのが今回の感想です。

アクションスター
キンショウユキヒメ
サトノダイヤモン
サトノノブレス
スワーヴリチャード
タイセイサミット
デニムアンドルビー
デルマサリーチャン
トリオンフ
ブレスジャーニー
メートルダール
ヤマカツエース

以上、13頭の出走予定馬です。

能力は抜群!?サトノダイヤモンド

一昨年のクラシック最終戦・菊花賞で華々しく勝利し迎えた年末の有馬記念。先輩スターホースのキタサンブラックとゴールドアクターを抑えて堂々の有馬記念馬へ。そして期待されて年を開けた昨年。キタサンブラックには惨敗喫したものの夢を乗せて凱旋門賞へ。ところが前哨戦も含めての大惨敗。やはりディープインパクト産駒ではダメなのか?とまで言わせてしまうほどの大敗といったところでした。そこから昨年は音沙汰ゼロ。一体どこで何をしていることやら。そんなことをしているうちに、レイデオロやモズカッチャンといった後輩がメキメキとチカラをつけてきていますよ。そろそろ復活の時じゃないですかダイヤモンドさん!というのが個人的な想いでしょうか。ただ、追い切りもパッとせずに併せ馬に先着を許すなど、まだまだ本調子ではなさそうです。この馬の場合、相手関係がどうだとか、右回り左回り云々の話ではなきような気がします。要は「ハート」の問題かと。精神的な部分でどこまで復活しているかが勝敗を大きく左右するところかなというところでしょうね。今回のレースにおいて、サトノダイヤモンを信じるか?それとも信じられないか?この二択といったところかなと。過去にはオグリキャップが大スランプに陥っても見事にラストはキレキレだったりと、馬も人間も同じ生き物。やはり精神的な部分は大きく影響してくることでしょう。いざゲートに入ったら、もしかするとスイッチが・・・。私は信じます。

左回りが得意!スワーヴリチャード

昨年のダービーではレイデオロを強襲したものの2着、そののちは体調管理面で菊花賞は欠場。迎えた古馬を相手にしたアルゼンチン共和国杯では見事に制し重賞タイトルを早々とゲットしたスワーヴリチャードも出走予定馬です。キタサンブラックのラストランとなった有馬記念では右回りに苦しみ、最後の直線では蛇行してかなりのロスしていた感じでした。このスワーヴリチャードの強みは左回りであるところと、何故か左回りの時には要所でスッと出せる器用さも持っている感じです。全盛期のサトノダイヤモンに比べればやや劣る部分はたくさんありますが、トップスピードの質に関してはサトノダイヤモンよりも上をいっているかな?というのが個人的な印象です。問題はロングスパート戦になった時のみで、それ以外の想定で考えても必ず上位に行く馬ですね。中京2000mの場合は坂スタートでゆったりと入り、2段階加速を求められる舞台。ギアチェンジに関しても左回りなので問題なし。ここらでヤマカツエース、サトノダイヤモンを完全に出し抜いて4歳馬世代の時代を築きあげても良いかもですね。今回の大本命です。

関連するまとめ

JRA × 劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」…

JRAは、劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅱ.lost butter…