今週土曜日は、東京競馬場にて第68回ダイヤモンドステークスが開催されます。年末の中山競馬場で行われる芝3600mのステイヤーズステークスに次ぐ長距離戦でもあるこのレースは、毎年スタミナ自慢のステイヤーたちが集まり、人間で言ってみればフルマラソン?に値するレースかなと。芝3400mということで、春の天皇賞3200mのステップレースにも使われることが多いレースでもあり、重賞馬も意外に多く出走することも。昨年のチャンピオンはアルバート。年末のステイヤーズステークスでも圧倒的な強さで勝っているアルバートですが、今回は出走なし。ということで、今までアルバートの影に隠れていたステイヤーたちにもチャンス到来といったところでしょうか。

グランマルマダ
サイモントルナーレ
ソールインパクト
ダウンザライン
デビルズハーツ
トウシンモンステラ
トレジャーマップ
ネイチャーレット
ハッピーモーメント
フェイムゲーム
フレンドスイート
プレストウィック
ホウオウドリーム
ヤマカツライデン
ラブラドライト
リッジマン
リッチーリッチー
レジェンドセラー

以上、14頭の出走予定馬です。

実力はNo.1か!?フェイムゲーム

ここに来てハーツクライ産駒が目立って来ているような気がしているには私に錯覚でしょうか?やたらと気になる馬がハーツクライ産駒なんですよね。今回のダイヤモンドステークスの出走馬をパッとみた感じではフェイムゲームが群を抜いてNo.1かなと。そう、ハーツクライ産駒なんです。ちなみに冒頭で書きましたがアルバートが不在ということで、ようやくフェイムゲームにもチャンス到来といっても良いのかなと言った感じで、実際に勝っても真のチャンピオンとは言い切れるかどうか?ですが、実力は屈指かなと。メンバー唯一の重賞馬ということでトップハンデの58.5kgが若干気になるところ。結構ボディーブローのようにジワジワ後半にかけてきいてきそうな感じですよね。それでも前走の目黒記念では58kgで圧巻の末脚を披露しての勝利だったわけで、やはり強いことには変わりなしという感じでしょうね。ステイヤーのレースは入りもゆったりとなりがちdw、結局はロングスパートの最終的のトップスピード持続。その中でも、ラスト200mからのもう一段階のキレというかギアアップができる馬が強いということですので、フェイムゲームが今のところ大本命といったところです。

距離延長がどう出るか?ソールインパクト

昨年のアルゼンチン共和国杯では先行策から2着を死守したソールインパクトがダイヤモンドステークスに出走予定です。ここまで33戦4勝の4-5-11-13と、これぞ善戦馬といっても過言ではない内容ですね。アルゼンチン共和国杯の2500mの長距離路線にエントリーし、早速2着と好結果を出し切って今回のダイヤモンドステークスということで、更に距離延長で約1000mプラスと言った感じですので、全く読める部分ではないのかなと。一つだけ言えることは、アルゼンチン共和国杯において、ペース的にみてもラスト5Fから11秒台を刻んでいるように、極度のロングスパートにも対応ができ、ある程度のトップスピードの質は備わっているということなのかなというのが印象です。そして2500mの舞台ではありますが、アルバートには先着しているというところ。まあ、アルバートの場合、そこから1000mにかけてグングン伸びてくるので、3000mクラス2500mのレース結果では比べてはならないのかなとは思うものの、長距離戦においてもそこそこのポテンシャルは秘めてそうですね。結局それに勝ったスワーヴリチャードが強かったし、Mデムーロ騎手もうまかったと言ったところでしたからね。今回のダイヤモンドステークスも福永騎手が騎乗予定ですが、勝ち切る騎乗ができるのか?という点も踏まえて予想したいと思います。

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