今週の土曜日は、菊花賞の熱気がいまだに漂っていそうな京都競馬場にて、マイルチャンピオンシップの前哨戦のスワンステークスが開催されます。3着馬までに本戦への優先出走権が与えられるこのレース。今週末は雨が予想されているので、まともな馬場状態での出走は難しいのかなと思っています。更に
斤量差のハンデ戦ということで、この辺をどう読めるかが鍵とも言えそうな感じですね。
以下が、出走登録馬です。

アルマワイオリ
カラクレナイ
キャンベルジュニア
ケントオー
サングレーザー
ジューヌエコール
セイウンコウセイ
ダイシンサンダー
ティーハーフ
トーキングドラム
トーセンデューク
トウショウピスト
ヒルノデイバロー
ビップライブリー
フミノムーン
ベステンダンク
ミスエルテ
ムーンクレスト
ラヴァーズポイント
レッツゴードンキ

以上、20頭の登録馬です。

斤量差をどう捉えるか!?セイウンコウセイ

今年の高松宮記念で強敵がずらりと並ぶ中でも先行策から堂々突き抜け完勝を収めてきたセイウンコウセイ。ただ、高松宮記念後の2走は若干落ち気味といったところで、思うようなレースができていない様子です。しかし今週末は雨模様という京都周辺の天気予報なので、馬場が荒れれば荒れるほど好都合なのはセイウンコウセイになるのかなと感じています。また、京都競馬場では相性もよく、1着2回、2着1回と、複勝率100%といったデータです。特に渡月橋ステークスでは重馬場開催となったのですが、11番人気もなんのその。スタートからハナを切り最後までキングハートにまに出さずに譲ることなく勝利といった強さも見せつけています。ライバルはもちろん高松宮記念2着のレッツゴードンキあたりかなと思っています。馬場がしぶり、更にレッツゴードンキよりも内枠を引けた時点で重い印をつけても良いのかなと思っていますが、あとは斤量差をどう捉えていくかだけの問題です。
高松宮記念後の、調子は崩れているものの、寒くなるにつれて強い競馬ができると信じているにで期待したいところです。

前半ゆったり入れれば!レッツゴードンキ

今年は2度のスプリントGIで2着と存在感を発揮しているレッツゴードンキもまた優勝候補の一頭でしょうか。ライバルはセイウンコウセイ。正直なところ1200mは短過ぎるのではないかなと不安しかなかった高松宮記念では、直線でしっかり伸びて2着と好走。京都の1400mも問題なくこなしてくれるとは信じています。
桜花賞を勝った時も少し雨が残っていたし、今年の高松宮記念なんかは稍重の発表も、実際に終わってみれば馬体は泥んこまみれ状態だったので重寄りの稍だったと言えるでしょう。この馬もセイウンコウセイのように馬場状態が悪化すればするほど重い印で良いのかなと思っています。高速馬場状態にはならないであろうからある程度は心配していませんが、前半はゆったりと入り中団を様子みながら行けたらベストかなと。しかしセイウンコウセイの仕掛け次第では、しっかりついていかないとおいていかれることも十分考えるので、そこは鞍上の岩田騎手とのコンビネーションといったところでしょうか。

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