ステフェン・ロメロ

糸井嘉男に抜けた穴を埋めるべく大きな期待をされているのが、ステフェン・ロメロだ。
2016年のシーズンはメジャーでは9試合の出場に止まったが、3Aでは106試合で打率.304・21本塁打・85打点・OPS0.902という好成績を記録した。
長距離も打てれば、広角に打つ事もできる器用さも持っている。実戦形式の打撃では、変化球にも対応できており、日本向きの打撃を見せている。
オープン戦では打率.316をマークし好調ぶりをアピールし、新4番打者の第一候補に挙がっている。
キャンプ中でも、熱心にメモを取るシーンが見られ、日本に対応しようという姿勢がとても強い。昨年の新外国人補強大失敗の思い出を払拭してくれる活躍に期待したい。

フィル・コーク

メジャー通算407試合登板の実績を残す経験豊富な左腕のフィル・コークは、キャンプインから喋りすぎる男として言動で話題となった。
ブルペンでの投球時に納得のいく球が投げられない場合に「Fuck」などと発言し自身を鼓舞し、メディアでは「放送禁止用語投法」として取り上げられた。

そんな言動とは裏腹に、実戦では安定感抜群の上々のピッチングを見せている。魔球ナックルボールを駆使しながらオープン戦3試合、18回2/3を投げて防御率0.96の好成績を収め、先発ローテーション入りを果たした。
オープン戦では守備のミスに鼓舞するようなシーンも見受けられ、どこか熱い!
まるで2014年の大躍進の時に、仲間を熱く鼓舞したペーニャを思い出す。
コークは戦力としてだけでなく、オリックス投手陣に喝を入れる、熱き風を吹き込む存在となりそうだ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今年の新外国人選手、今年こそ、そこそこやれるんじゃないかと思ったのではないでしょうか?
しかし、注意して下さい!
昨年のオープン戦では、モレル・ボグセビックは打撃好調。
シーズンでは大炎上したコーディエに至っては無失点だったという事を。
となるとオープン戦の結果での過度の期待は禁物ということです。

それでも今年こそ、今年ことは当たって欲しい!
頼むぞ!新外国人選手たち!

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