短距離馬に新星!スプリント路線変更で開花!?
出典: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170326-01798136-nksports-horse
GI初出走で制覇!スプリントに新星現る!
第47回 高松宮記念
中京競馬場 芝 1,200m 第47回高松宮記念は小雨降る中はじまりました。
1番人気は圧倒的実力ほこっているレッドファルクス。昨年末のスプリンターSでは、短距離馬賞を受賞したミッキーアイルを鼻差で制して1着をもぎ取った人気実力共に申し分のないスプリンター。2番人気には、先月の京都牝馬Sで2着に1馬身差を付けて1着となった、こちらも重賞レース常連のレッツゴードンキ。3番人気は戸崎圭太騎手になってから抜群の安定感をみせており、前走となった先月の夕刊フジオーシャンSでは、ナックビーナス相手に圧巻走り見せたメラグラーナと、この三頭で決まりのようなメンツとも思えたレース前。
全てが上手くいった騎手の手腕とセイウンコウセイの脚!
好スタートを切ったのは、6番5番人気セイウンコウセイ。そのまま先頭でレースを引っ張るかのように思えたものの、幸騎手が手綱引きセイウンコウセイを遅らせ、他の馬を先頭に譲る展開に切り替えたのがわかりました。後で記事を読んだところ、そのまま先頭で稍重となって馬場状態が荒れている内を走らせるより、三頭分ほど開けた馬場状態の良い好位置を走らせたとのこと。これが命運を大きく分けた戦略となったようです。
3コーナーを通過して馬群が団子になりはじめた時点で、レッドファルクスレッツゴードンキもフィエロなどが仕方なく馬場状態の最悪となっている内を疾走するなか、セイウンコウセイは外に振り、内を3頭ぶんほどあけた、馬場のいいところを通っていました。
最後の直線も、馬場状態の良い真ん中を悠然と疾走。内で足掻いているレッドファルクスやレッツゴードンキえお尻目に危なげない余裕を持っての1着ゴールインでした。
時計のかかる馬場ながら、前半3ハロン33秒8というのは、2012年にコースが改修されてから2番目に速いペースだったとのこと。それを楽に追いかけ、逃げ・先行馬が総崩れになるなかセイウンコウセイだけ伸びたのだから、得意の稍重状態の舞台設定になったことを差し引いても、強いと感じた勝利でした。
2着は、最内から伸びた2番人気のレッツゴードンキ。3着は、それとの叩き合いで競り負けた、1番人気のレッドファルクスでした。馬場状態が良好であれば、大きく結果は変わっていたに違いない今年の高松宮記念でした。
次走ヴィクトリアマイルを見越して!
それでも強かったのは、紛れもなくレッツゴードンキ。スタートからいつものように後方からのレースとなったレッツゴードンキ。最後は外に振るかと思いきや、そのまま内で追い込み、あの馬場状態が最悪の内で伸びての2着ゴールイン。次のヴィクトリアマイルを視野に入れていることから、無理にコース取りせずに自然体に任せて走らせたとのこと。次走となるヴィクトリアマイルが楽しみとなる結果でした。
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神宮球場のライトスタンドと西武ドームの3塁側に出没する率が高めの、ホルモン(特にマルチョウ)大好き40歳です。週末は娘と散歩をするのが私にとってのストレス発散方法です。
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