UEFAチャンピオンズリーグ、ベスト8決定!

17日、UEFAチャンピオンズリーグ準々決勝の組み合わせ抽選会が行われました。前回王者のレアル・マドリードは、ドイツ王者のバイエルンと対戦。クラブ史上初のベスト8進出を果たした、日本代表の岡崎慎司が所属するイングランドのレスターはスペインのアトレティコ・マドリードと対戦する。

準々決勝はファーストレグは4月12日と13日、セカンドレグは4月19日と20日に開催。決勝はウェールズ国立競技場で6月3日に行われる。

組み合わせは以下の通り。(左のチームがファーストレグでホーム)

アトレティコ・マドリード(スペイン)vsレスター(イングランド)
ドルトムント(ドイツ)vs モナコ(フランス)
バイエルン(ドイツ)vs レアル・マドリード(スペイン)
ユヴェントス(イタリア)vs バルセロナ(スペイン)

CL史上初の快挙!バルセロナの奇跡の逆転で準々決勝進出!

ベスト8を決める戦いで、1番の驚きは「バルセロナの奇跡」と呼ばれたバルセロナとパリ・サンジェルマンの試合になるでしょう。バルセロナはファーストレグで0-4とパリ・サンジェルマンに大敗を喫した。チャンピオンズリーグ史上、4点差をひっくり返しての逆転は過去に無く、バルセロナの準々決勝進出は絶望的と見られていました。
しかし、バルセロナはホームでのセカンドレグで6-1と大勝を収め、CL史上にも残る大逆転で準々決勝進出を決めました。

試合は前半からバルセロナが猛攻を仕掛け、開始3分で先制点をマークすると、前半終了間際にはオウンゴールで追加点を奪い、2点リードで後半へ。

後半開始早々の50分、バルセロナが3点目を奪い、大逆転劇を誰もが期待する中、防戦一方だったパリ・サンジェルマンが62分、貴重なアウェーゴールを奪い、これで勝負あったかに見えた。

しかし、試合はここから驚きの逆転劇を見せる。88分、バルセロナはエリア外左でフリーキックを獲得すると、ネイマールが直接突き刺した。さらに直後の90分、スアレスがエリア内で倒されてPKを獲得。キッカーのネイマールがゴール右に蹴り込んだ。

そして、後半アディショナルタイム5分、エリア外中央からネイマールがゴール前へ浮き球を送るとセルジ・ロベルトが飛び込んで合わせ、ゴールネットを揺らした。バルセロナは遂に2戦合計スコアをひっくり返して試合は終了した。ファーストレグ4点ビハインドからの逆転劇はCL史上初の快挙で、2戦合計6-5としたバルセロナが準々決勝進出を果たした。

日本人所属チームは、、、

日本代表・岡崎慎司の所属するイングランドのレスターはクラブ史上初のCLでベスト8進出を狙い、スペインのセビージャと対戦。ファーストレグは敵地で1-2と敗戦を喫したものの、セカンドレグで2-0と勝利し、2試合合計3-2とし、逆転でベスト8進出を決めた。この試合、岡崎は先発出場し、チームの勝利に貢献している。

また、香川真司が所属するドイツのドルトムントもファーストレグでポルトガルのベンフィカに0-1で敗れたものの、セカンドレグでオーバメヤンのハットトリックを含む4得点で勝利。2試合合計を4-1とし、3シーズンぶりとなるCLベスト8入りを果たした。

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